2017年10月28日付

2017年10月28日(土)付

全国３大会10人上位入賞　大町の信濃書写教室　仁中・平林さん最高賞

　大町市桜田町の信濃書写教室（峰村香代表）の10人が、書写書道の全国３大会で上位入賞を果たした。中でも仁科台中学校３年の平林遥さん（15）は、最高賞を含めて３大会全てで上位入賞を果たす快挙を達成した。
　生徒たちが作品を出展したのは、第33回全国硬筆コンクール（全国書写書道教育振興会主催）、第41回全国学生書写書道展（同振興会主催）、第33回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会（日本武道館主催）の３大会。

発達障害への理解深める　白馬サポート･マネージャーが講演

　白馬村教育委員会子育て支援課はこのほど、村保健福祉ふれあいセンターで発達障害への理解を深める講演会を開いた。県発達障がいサポート・マネージャーの安藤千栄子さんが「発達障がいどこまでが個性？どこからが障がい？」と題して講演し、多数の人が耳を傾けた。

外国人がそば打ち修行　小谷に移住ドイツ出身のビヨンさん

　ドイツ出身で小谷村に移住してきたビヨン・マドゥセンさん（35）＝小谷村土倉ひじくら＝は、コルチナそば組合直営の「そばの花」で、おたり流そば打ち名人の相澤保さん（65）から直伝でそば打ちを学んでいる。日本人とも通じる持ち前の〝職人気質〟でぐんぐん腕を上げている。
　アウトドアを愛するビヨンさんは山の近くで暮らしたいと、村の地域おこし協力隊として移住おためし住宅の管理をする妻の松本友可ゆかさん（34）とともに、８月に大阪市から移住。食文化も違うドイツから訪れて、日本のそばの「冷たい麺」に衝撃。大のそば好きとなった。
　村内では各店舗で「おたり新そば祭り」を開催中。そばの花は28日から11月５日まで営業する（午前11時～午後３時）。ビヨンさんも給仕などで働く。
　問い合わせは同店TEL０２６１-82-３０２０まで。

職人に学ぶ〝ものづくり〟　池工２年生地域企業で実習

　池田工業高校機械科の２年生36人が26日、企業体験学習を町内外の事業所で行った。機械加工や自動車整備、酒造などものづくりの現場に飛び出し、職人たちから社会人としての心構えや産業界の現状などを学んだ。
　町内の荻窪金型製作所では、生徒４人が設計から仕上げまで金型製造の現場を体験。コンピューターを使った設計や機械加工などを見学し、１０００分の１㍉単位の正確さが求められる高い技術力に理解を深めた。

鹿港訪日団両国の懸け橋に　松川で中学生交流親睦深める

　松川村の友好都市・台湾鹿港(ルーカン)鎮から、鹿港国民中学校の生徒たちが26日と27日、村内を訪問した。両国の懸け橋として、松川中学校での学校生活などを通じて、中学生同士で親睦を深めた。
　訪日団は鹿港中学校の２・３年生や教職員、保護者ら約80人。村内中学生の自宅にホームステイし、中学の授業や村役場の見学、特産品のリンゴの収穫などを体験した。

警報受け「見える」啓発　大町　死亡事故撲滅へ人波作戦

　大町警察署・県北アルプス地域振興局・大町地区交通安全協会・大町市交通安全指導員などは26日、国道１４７号・旭町交差点で人波作戦を行った。県交通安全運動推進本部が20日から29日まで発令している「交通死亡事故多発警報」を受けて啓発した。
　肌寒くなってきた夕方の交差点に、関係者約50人が集まった。「早めのライト点灯」、「飲酒運転根絶」、「スピード落とせ」などと書かれたのぼり旗を手に、交差点を行き交う車両に安全運転の徹底を訴え掛けた。

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