2017年11月8日(水)付

地域を学び魅力発信 大町美麻小中9年生 フリーペーパー発行

 大町市美麻小中学校(野毅校長)の9年生が、美麻の魅力を発信するフリーペーパー「MiasaLife」を発行した。総合的な学習の時間「美麻市民科」の授業で制作し、2500部を印刷、市内や全国の観光施設などに発送した。
 地域の魅力的な写真や移住者へのインタビュー、お店などを取材した全16ページにわたる充実した内容。生徒8人は写真の撮り方や紙面作りなどを地域の講師に学び、飯山市で地域や高齢者の魅力を若い目線で発信する「鶴と亀」の発行者、小林直博さんによる授業なども受けて、2年間にわたって発行を目指してきた。
立冬の小春日和に紅葉狩り

 立冬の7日、暦の上では冬に入るが、全国的に温かな小春日和となった。白馬村で正午すぎに最高気温が20度まで上がるなど大北各地でも11月上旬の最高気温の平年値を4度以上、上回った。紅葉スポットとして知られる大町市の霊松寺では、観光客の姿であふれ、ぽかぽか陽気に上着を脱ぎ紅葉狩りを楽しんでいた。
自転車愛好者に大北PR 北ア地域振興局 幕張メッセ出展が好評

 白馬村、小谷村、大町市などが自転車を軸とした観光誘客「サイクルツーリズム」に取り組む中、県北アルプス地域振興局は3日から5日まで、千葉市の幕張メッセで開かれた日本最大級のスポーツ自転車イベント「サイクルモードインターナショナル2017」に出展した。愛好者に大北の魅力を発信するブースが好評で、関係者は大きな手応えを得た。
 会場には3日間で2万7000人以上が来場。新型バイクの試乗会やワークショップ、レースや講演会などのイベントとともに、自転車での誘客を図る地域が全国から出展した。
震災忘れず教訓生かそう 栂池高原 避難・消火訓練に100人

 小谷村栂池地区会(太田直幸区長)と栂池高原観光協会(西澤敬一会長)はこのほど、栂池高原総合センターを会場に平成29年度栂池地区消防避難・消火訓練を行った。観光関係者や消防団員ら約100人が参加。神城断層地震から3年を迎えるに当たり、震災を風化させることなく教訓を生かしていこうと、実践的な訓練で万が一に備えた対応力を高めた。
子ども目線で防火促進 ポスター入選者表彰 池田・松川の小中学生

 池田町と松川村を管轄する北アルプス広域南部消防署(栗林宏治署長)でこのほど、平成29年度防火ポスター入選者の表彰式が行われた。両町村の小中学生13人が入選した。会場には、子どもたちの目線で防火意識を促す力作が並んだ。
 同署と池田松川防火管理者協議会、南部消防連絡協議会の共催で、9日から始まる秋の火災予防運動に合わせて開催した。
假屋崎さん「大町の秋」装花 市内3会場で展示中

 「花」と「恋」をテーマに大町市を盛り上げるイベント「信濃大町『恋華めぐり』」で、華道家・假屋崎省吾さんの作品が12日まで、市内3会場で展示されている。「信濃大町の秋」をテーマにした色鮮やかな装花がまちなかを彩り、観光客や住民の目を楽しませている。
 展示はJR信濃大町駅と塩の道ちょうじや、市文化会館の3会場で開催している。鷹狩山のドウダンツツジやモミジ、高瀬川の流木など地元産の素材をふんだんに使用。市内の陶芸家・相澤正樹さんの作品も花器に使い、大町の魅力あふれる装花に仕上げた。
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