2017年11月18日(土)付

登山の安全取り組み100年 大町で案内人組合記念式典

 安全な登山や山岳観光の振興に取り組む、大町市の大町登山案内人組合の創立100周年記念式典が17日、大町温泉郷の黒部観光ホテルで開かれた。組合員や関係者など約120人が出席し、100年の節目を祝い、今後の活動への誓いを新たにした。
「大雨洪水!」初の避難訓練 大町幼稚園 農具川氾濫を想定

 大町市東町の大町幼稚園(早川民次園長)は17日、大雨による農具川の氾濫を想定した避難訓練を初めて行った。未満児から年長までの全園児57人と教職員が参加し、指定避難場所である総合福祉センターの3階に避難した。
 同園では毎月1度、地震や火事、不審者への対応を知るための訓練を実施。煙体験なども交え、いざというときに備えて、子どもたちの命を守る練習の場として続けている。近くを流れる川の危険性を考え、ことし初めて洪水を想定して取り組んだ。
白馬での感動を平昌へ 長野五輪20周年記念 写真やグッズなど展示

 白馬村八方の「白馬・山とスキーの総合資料館」で企画展「長野県冬季オリンピック20周年記念展示」が開かれている。2018年は韓国の平昌ピョンチャンで冬季五輪が開催され、白馬村が会場となった長野冬季五輪から20年を迎える。平昌では地元出身のノルディックスキー複合の渡部暁斗選手、善斗選手兄弟(ともに北野建設)の活躍が期待されることから、先人の活躍をふりかえることで両選手を激励し、平昌に向けた気運を盛り上げていこうと企画した。
感性を形に 彫刻40点 あすまで 愛好家18人穂高で作品展

 中信地区の彫刻愛好家らでつくる「彫刻展の会」は19日まで、第53回彫刻展を安曇野市穂高の碌山公園研成ホールで開いている。会員18人が出品した、躍動感あふれる肉体や緻密に表現された表情など力作40点が並ぶ。
 作品は首像や胸像、全身像、デッサンなど。材質も石こうやテラコッタ、樹脂、木などさまざまだ。松川村の中山邦彦さんは、石こうで制作した高さ約150aの大作「創生」を出品。聖書のイブをモチーフに、土の中から生命が誕生する様子を、丸みを帯びた形状で表現した。
大町市常盤 住民参加の防災訓練 救命・救出「もしも」の備え

 大町市消防団と北アルプス広域大町消防署はこのほど、住民参加型の防災訓練を常盤の大町南小学校で行った。「秋季全国火災予防運動」(9〜15日)にあわせて行う訓練で、常盤地区の住民ら約150人が参加し、救命や救出訓練などで「もしも」のときに備えた。
大町ゆかりの秀作一挙公開 あすから美術展ベストセレクション

 大町市に在住や縁のある作家作品や市内所蔵作品の秀作を飾る「第1回美術展ベストセレクションin信濃大町」(実行委員会主催、相模一男委員長)が19日から、市文化会館展示室や、隣接するフレンド・プラザ大町を会場に開幕する。全国で活躍する地元作家の傑作など実行委の選考を経た約60作品を一堂に展示、「芸術文化都市おおまち」を創造していく。
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