2018年1月3日(水)付

一年の願い胸に参拝
各地で二年参り、初詣にぎわう


 大北地域は穏やかな新年が明けた。大みそかから元旦にかけ、大北や近隣の神社や寺院では二年参りや初詣の参拝客でにぎわった。新年を迎え、一年の願いを胸に手を合わせる姿が見られた。


大町市の若一王子神社

 大町市の若一王子神社では1日昼、里帰りの家族で訪れる参拝客で行列ができた。さい銭を投げ鈴を振り、手を合わせていた。おみくじや縁起物を買い求めて新たな年の平穏や発展を願った。
 
大町市の天正寺

 大町市北原町の天正寺(市川秀乗住職)で12月31日から1日にかけて、第37回二年参りが行われた。家族連れなど参拝者約2000人が訪れ、除夜の鐘を鳴らして新年の無病息災や家内安全などを願った。
安曇野市の穂高神社

 安曇平で最も多くの参拝客が訪れる安曇野市穂高の穂高神社には12月31日夜から1日にかけて、多くの参拝客が訪れ、二年参りや初詣に訪れる参拝客でにぎわった。
 夜11時半ころから参拝客がぞくぞく訪れ、境内を埋めた。午前零時の時報と同時にさい銭を投げ入れ、2拝2拍手1拝の作法で新年の平穏を祈った。境内は出店などが並んでにぎわい、新年のあいさつを交わす人の姿が見られた。
走り初め一年健康に

初日輝く北ア山麓疾走 松川元旦マラソン

 松川村の陸上愛好家らでつくる健走会は1日、第44回元旦マラソンを村内で開いた。子どもからお年寄りまで約200人が出場し、初日に照らされながら北アルプス山麓を駆け抜けた。
 参加者は朝から、村すずの音ホールを出発し、かぶろ会館を経由、大和田神社で折り返す往復約4`を疾走。神社で参拝し、一年の無病息災などを祈った。ゴールに到着するとボランティアが振る舞う作り立てのお汁粉で体を温めていた。
初の走り方講座も 池田元旦マラソン

 池田町体育協会陸上クラブは1日、第22回元旦マラソンを町内で開いた。幼児から高齢者まで約80人が汗を流し、新年の幕開けを祝った。ことしは陸上に親しんでもらおうと、クラブ員による走り方講座を初めて設けた。
 参加者は池田保育園を発着点に、一丁目や花見地区を経由する1周約2`のコースを周回。思い思いの距離やペースで走り白い息を弾ませていた。
和気あいあい元気に 大町 社地区元旦マラソン

 大町市社公民館(降旗孝館長)と社地区子ども会育成協議会(百瀬泰慶会長)は1日、第28回元旦マラソンを開いた。健康でいい一年が送れるように、年の初めに和気あいあいと元気に走った。
 市内外から、2歳から84歳まで117人が参加。牛越徹市長のスタート合図で、旧道沿いを公民館から曽根原地籍まで走る往復約3`のコースを走った。111人が完走し、拍手で迎えられた。トップグループは陸上選手らが約10分で走り切った。小さな子どもは親に抱かれるなどもしながら、最後は自分の足でゴールテープを切った。
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