2018年1月5日(金)付

決意新たに「仕事始め」 大北各地の官公庁や企業

 年末年始の休みが明けた4日、大北各地の官公庁や多くの企業で2018年(平成30年)の業務が始まった。大町市役所では、約150人の職員が出席して仕事始めの式が行われ、牛越徹市長が職員の新年の活躍を期待した。
 牛越市長は「明けましておめでとうございます」と年頭を祝いあいさつ。「昨年も多分野で前進があった。ことしは市の第5次総合計画2年目のなお重要な年。10年後の地域や自分の姿を胸に描きながら、ことし1年しっかり取り組んでほしい。健康第一で、仲間や上司と語り合いながら、自身の大きなステップの年になるよう、一緒に頑張りましょう」と職員に呼び掛けた。各課でも年始めの朝礼があり、それぞれが決意を新たにした。
「いつでも出動」警察犬 大町署に2頭嘱託書交付

 大町署は4日、県警本部から任命を受けた嘱託警察犬指導手に嘱託書の交付を行った。管内から指導手2人と2頭のシェパードが任命され、ことしも行方不明者捜索や事件捜査などでの出動に備える。
 任命を受けたのは大町市常盤の梅澤實さん(83)の飼育する「ホルダ・フォン・ツヴァイブルッケン」(雌・4歳)と、白馬村北城の日向誠さん(57)の飼育する「ヤッツ・フォム・ツヴァイシュテルン」(雄・4歳)の2頭。2頭とも3年前から嘱託警察犬の任につき、においの識別や足跡追究の訓練などを重ねながら、行方不明者捜索や犯罪捜査などに協力してきた。
秀作一堂中信美術展始まる 松本市美術館で14日まで大北から32人優秀賞も

 第70回「中信美術展」(中信美術会主催、松本市教育委員会共催)が、松本市美術館で14日まで開かれている。日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門で、一般入選作品75点と、会員の作品262点、ジュニア作品11点、亡くなった会員の遺作1点の計349作品を展示。大北地域から出展された作品も数多く展示しており、郷土で生まれた個性豊かな作品の数々を観賞することができる。
 開場時間は午前9時から午後5時まで(最終日は午後3時終了)。休館日は9日。観覧料は大人300円、高校生・大学生150円、中学生以下・70歳以上は無料。20人以上の団体の場合、大人250円、高校生・大学生100円。
 7日に各部門の審査員などが集まったギャラリートークや、式典などを開く。開始は午前10時から。
 問い合わせは中信美術会事務局 清沢龍美さん電話0263-92-3298まで。
新年「お汁粉」振る舞い 大町福祉センター営業開始

 大町市総合福祉センターの公衆浴場は3日、新年の営業開始にあわせ、お汁粉を振る舞った。
 市社会福祉協議会職員やボランティアが、甘めに仕上げたあずきの汁を餅にかけ、訪れた利用者に手渡した。餅は大町南小学校児童が育てたもち米を使った。地元住民手製の漬物も用意され、心温まる歓待に「おいしいわね」と正月の味をあじわい、ゆったりとした時間を過ごしていた。
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