2018年1月7日(日)付

正月の縁起物「巻き俵」 美麻旧中村家 伝統行事で地域の安全願う

 大町市美麻青具の国重要文化財・旧中村家住宅で6日、中村家の主屋ができた320年前(1698年)から続く正月伝統の縁起物「巻き俵」行事が行われた。ことしは、青々と色鮮やかなわらが映えた巻き俵が完成。縁起物で飾られ、新しい年の地域の安全や繁栄を願った。
「どんど焼き」に元気な歓声

 大北各地で、正月飾りを飾ったやぐらを燃やし無病息災などを祈る小正月の伝統行事「どんど焼き」「おんべ」が始まった。勢いよく燃え盛る炎に、願い事をする子どもたちの元気な姿が広がっている。
 大町市常盤下一地区では6日、子ども会育成会(中田一博会長)が主催し田んぼの一角で実施。子どもたちが各戸を回り集めてきた正月飾りが「おんべ」を彩った。勢い増す炎に、子どもたちからは歓声。地区のお年寄りも見守り、伝統行事を通じ三世代交流を深めた。
地域振興へ決意新たに 松川村商工会 賀詞交歓会に100人

 松川村商工会は5日、平成30年「新春賀詞交歓会」を村すずむし荘で開催した。商工会や村、村議会、地元事業所など22団体から約100人が出席し、地域振興への決意を新たにした。
 ことし11回目を迎える賀詞交歓会。参加者は村民憲章斉唱や、「男性長寿日本一の村」と書かれた升による乾杯の後、歓談して親睦を深めた。細野神社の「共愛社」メンバーによる獅子舞も披露された。
名古屋で池田の魅力紹介 観光・移住情報を展示

 池田町は、地域の情報を発信する長野県名古屋観光情報センター(名古屋市)の「市町村PRディスプレイ」に出展している。「池田」の知名度向上に図り、都市部からの誘客や移住の促進につなげようと、町内の特産品やポスターなどを並べ、地域の魅力を紹介している。
寒さ忘れ「初蹴り」 サッカー大町FC・U10 練習開始

 大町市を中心に活動するサッカークラブ大町FC・U(アンダー)10(柳沢俊樹代表)は4日、大町西公園の体育館でことし最初の練習「初蹴り」を行った。この日は7日のフットサル大会に出場する小学4年生13人と、OBの中学生らが参加し、寒さを忘れて練習や試合に熱中していた。
多彩にスキー客歓迎 白馬五竜IIMORI 謹賀新年イベント

 白馬村のエイブル白馬五竜IIMORIでこのほど、恒例の「謹賀新年イベント」が開かれた。鏡開きや昔ながらのもちつき、スノーストライダー競争など、幅広い世代が楽しめる多彩なイベントが繰り広げられ、訪れた国内外のスキー客らが楽しく新年を祝った。
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