2018年1月18日(木)付

カクネ里雪渓「氷河」認定 北アルプス鹿島槍ケ岳 国内で4つ目県内は初

 大町市の北アルプス鹿島槍ケ岳北東斜面の「カクネ里雪渓」(標高1800〜2150b)の氷体について氷河の可能性を指摘した論文が、今月発行の日本地理学会地理学評論の学術誌に掲載された。同雪渓の学術調査団によると、論文掲載されたことで学術的に氷河であることが認められた形だ。国内では富山県剣岳・立山地域の3つの氷河に続く4つ目、日本で最も低標高域での発見で、長野県内では初。
フリーライド白馬開幕 開会式で各国選手が意気込み

 白馬村八方尾根で開催されるバックカントリースキーの世界大会、フリーライド白馬の、日本人予選会を兼ねたFWQ3スターの開会式が16日、八方アルプス広場で開かれた。国内外から集った約80人の選手や見学者らが来場。日本ならではのパウダースノーでの大会に向け、意気込みを話した。
1年の健康願いどんど焼き=@大北各地で小正月行事にぎわう

昔ながらの三九郎 松川の安曇野ちひろ公園

 松川村の安曇野ちひろ公園は14日、小正月にちなんだ三九郎を体験交流館北側で行った。70人以上が参加し、昔ながらのやり方でやぐらに火をつけ、無病息災や五穀豊穣を願った。
外国人観光客おもてなし 白馬村の白馬町活性化委員会

 白馬村の白馬町活性化委員会の小正月行事「どんど焼き」がこのほど、ウイング21特設会場で開かれた。地域住民の1年の健康を願うとともに、国際観光地・白馬を訪れる外国人を伝統行事でもてなそうと毎年実施。国内外から多数の参加があり、会員らが早朝から協力して作り上げた巨大おんべの炎を囲み、国の垣根を越えて伝統文化に親しんだ。
世代超え地域交流 大町の大新田町

 大町市大新田町の「どんど焼き」は14日、同地区内昭和電工グラウンドで行われた。同地区公民館主催。
 松飾りやだるまなどを集めたやぐらは4bほどの高さで、年男・年女の大月雅也君と合津小雪さん、渡辺康喜さんが火をつけた。火は一気に燃え上がり、火が静まると持ち寄った餅やマシュマロなどを焼きながら食べ、1年の無病息災を願った。
人権尊重メッセージ力作44点 市内小中学生のポスター展

 大町市教育委員会は26日まで、市役所市民ホールで市内小中学生の「人権ポスター展」を行っている。9校から44点の力作が集まり、来庁する市民に子どもの目線で人権尊重のメッセージを発信している。
 ポスターは小中学生が自由な画材やモチーフで描き、人や動物、ハートや地球などの絵に「みんななかよく」「差別は絶対しない」「SOSに救いの手を」といったメッセージを添えた。
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