2018年1月21日(日)付

ゲレンデに小学生の歓声 爺ガ岳でスキー教室

 冬晴れの日差しのまぶしいゲレンデに、おおまぴょんのゼッケンを付けた子どもたちの歓声が響く。
 大町市教育委員会は20日、市内の爺ガ岳スキー場で小学生スキー教室を開いた。市内の小学1〜3年生で、スキー初心・初級者を対象に、大町ならではのウインタースポーツ・スキーを「好きになってもらおう」と、毎シーズン実施している催し。
大町岳陽高生 愛読書を熱弁 県内11校が参加ビブリオバトル

 大町市の大町岳陽高校・図書委員会図書館係は19日、初めての「電脳ビブリオバトル学校対抗」を同校図書館などで開いた。インターネットの遠隔会議システムを活用し、県内11の高校が参加。岳陽高生が司会進行を務める中、県内3校の代表者が自分の愛読書をPRするべく、熱弁を振るった。
小谷小卒業記念 キハダ材でオルゴール

 小谷村の小谷小学校6年生児童がこのほど、卒業記念品となるオルゴール製作を行った。本年度は初の取り組みとして、地元のキハダ材を使ったオルゴール製作を企画。小学校生活の大切な思い出の作品にしようと、心を込めて世界に一つだけのオルゴールを作った。
卒業前に金銭問題学んで 労福協 白馬高で出前講座

 大北地区労働者福祉協議会、大北地区暮らしサポートセンター、県労働金庫大町支店(上田裕之支店長)は19日、マネートラブルに関する出前講座を白馬村の白馬高校で開いた。就職や進学を控えた3年生46人が、身近に潜むお金のトラブルに巻き込まれず自分の財産を守るための基礎知識を学んだ。
終戦前後の日本の社会観 はくば塾 田中欣一さんの体験に学ぶ

 白馬村公民館の生涯学習公開講座「はくば塾」の特別編としてこのほど、「白馬の歩み〜年表から歴史をふりかえる〜」講座の最終回が開かれた。民俗・日本思想史家の田中欣一さんを講師に、敗戦の色濃く表れた昭和20年を軸に、太平洋戦争前後の社会のありかたや考え方の違いを学び、恒久平和の思いを新たにした。
2月下旬並み温かな大寒 大町 残念「清音の滝」凍らず

 20日は二十四節気の一つ「大寒」。一年で最も寒い時季とされるが、大町市では高気圧に覆われた影響で晴天に恵まれ、最低気温が例年と比べて2度ほど高い氷点下6・0度を観測、2月下旬並みの温かさとなった。
 同市社の名勝「清音(きよと)の滝」は例年、高さ約6bの水の流れが凍り付いた幻想的な光景を見せるが、ことしは気温が下がりきらず、一部が凍ったのみ。市観光協会のスタッフは「ことしは雪が少なく雨も続いた影響で、冬の名勝が見られず残念。冬季観光がにぎわうように、例年通りの気候になってくれれば」と期待を寄せる。
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