2018年2月8日(木)付

「道祖神」で昔のくらしにふれる 小谷老ク連と園児が交流

  小谷村の老人クラブ連合会はこのほど、小谷村保育園の年中園児と交流会を開いた。村に伝わる古くからの風習「道祖神」作りを通じ、昔の暮らしの話などで異世代交流を深めた。
 道祖神は村に伝わる古くからの風習。小正月のどんど焼きなどで雪のほこらを作り、クルミの木を削った男女2体の神様の人形を供え、無病息災を願う。近年では実施する地域も少なくなったことから、伝統を次世代に継承していこうと、毎年同園の行事に取り入れている。
ハーブと健康で観光誘致 池田町 担い手育成講座に60人

 池田町と「花とハーブの里ブランド推進委員会」は7日、町特産のハーブを健康づくりや観光と結び付けた「ハーバルヘルスツーリズム」の担い手を育成する、初めての講座を町役場で開いた。町民や町内で働く約60人が地元の観光資源に精通した専門家≠目指し、地域への理解を深めた。
寄席ポスター100枚一堂に 松川で「風まんだら」展

 松川村公民館は12日まで、村の芸術家たちの「ちっちゃいアート展vol・7」をすずの音ホール村民ギャラリー・パッサージュで開いている。「風まんだらポスター展」と題し、牛越克巳さんが、寄席の定席に合わせて描いたポスター100枚ほどを一堂に展示している。
雪夜彩る光と音楽 大町温泉郷 「夢花火と音の祭典」

 大町市の大町温泉郷で毎週土曜日の夜、第16回「夢花火と音の祭典」(大町温泉郷観光協会主催)が開かれている。打ち上げ花火や地元和太鼓チームの演奏など光と音楽のもてなしに、多くの来場者でにぎわっている。
 初回の3日、会場には巨大なかまくらが並び、家族連れやカップルなどが中に入って雪国ならではの風情を楽しんでいた。来場者の無病息災を願う焼きたての餅の振る舞いや「三九郎まつり」なども行われた。地元大町流鏑馬太鼓の力強い演奏が響く背後で、打ち上げ花火が大輪の花を咲かせ、来場者から大きな歓声が上がった。
少年院からの更生語る 松川で人権フォーラム

 松川村男女共同参画審議会と村人権教育推進協議会、村公民館はこのほど、「まつかわ村
人権フォーラム2017」を村すずの音ホールで開いた。来場者約50人が少年院出院者の更生を、体験者の講演を通じて考えた。
 少年院出院者の支援活動などに取り組むNPO法人「セカンドチャンス!」代表の才門辰史さんが講演。10代で少年院から出院し社会復帰するまでの葛藤や、助けとなった支援者の大切さを語った。
自販機で五輪選手支援 中信第1号が大町に

 2020年の東京五輪を目指すアスリートの強化支援など目的とする北陸コカ・コーラボトリングの「オリンピック支援自販機」が7日、大町市運動公園第二屋内運動場内に設置された。中信地区第1号機で、県内では7機目。「あなたの一本がアスリートを応援する」をキャッチフレーズに選手の強化支援とともに東京五輪の機運を高めていく。
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