2018年2月9日(金)付

アルペンルート4月15日開通 トロバス最後の年に花を イベントでPR

 大町市の観光関係団体などで組織する市イベント実行委員会は8日、平成30年度総会を市役所で開き、4月15日に全線開通を予定する立山黒部アルペンルートの開通式・佐々成政武者行列イベント(同委員会主催)の事業計画案や予算案など決めた。同ルートを走る関西電力トロリーバスがことしで最後の運行となることから、委員長の牛越徹市長は「トロバス運行最後の年に花を咲かせられるようようなキックオフにしたい」とラストランを前面にPRを強化していく姿勢を見せた。
平昌五輪きょう開幕

白馬の4選手活躍に期待

 韓国平昌での冬季五輪は9日、開幕を迎える。白馬村からは、ノルディック複合男子に前回トリノで銀メダルの渡部暁斗選手(29)と弟の善斗選手(26)、男子モーグルに白馬高校出身の西伸幸選手(32)、女子ハーフパイプに暁斗選手の妻で村スキークラブ所属の渡部由梨恵選手(29)が日本代表として出場。地元ゆかりの選手の活躍が期待される。
子どもたち寄せ書きで渡部兄弟激励

 白馬村出身の渡部暁斗選手(29)と善斗選手(26)の兄弟が6日、村役場を訪れ、白馬北小・白馬南小・白馬中・白馬高校の児童・生徒の寄せ書きと村からの激励金が贈られた。
 がんばれ白馬」、日の丸に「勝」と書かれた寄せ書きには、「ベストを尽くして目指せ優勝」「金メダル取ってください」「あきらめず勝利をつかんで」など、子どもたちからの真摯なメッセージが記されていた。
のぼり旗や懸垂幕で応援

 平昌五輪に出場する地元出身選手を応援しようと、白馬村では応援ムードが高まっている。村スキークラブはのぼり旗300本や横断幕を制作。村内事業所などに掲示を呼び掛けた。
 旗は赤色で、「がんばれ目指せメダル」の文字と、村内出身のノルディック複合渡部暁斗・善斗選手、ハーフパイプ渡部由梨恵、モーグル西伸幸選手の名前が入り、村内各地ではためいている。
どんど焼きで絆深める 小谷村 中土で「中谷雪祭り」

 小谷村の中土観光交流センターやまつばきでこのほど、恒例の「中谷雪祭り」が開かれた。地区最大規模のどんど焼きを囲んで、地域の絆を深めた。
 どんど焼きは通常、小正月の行事として地区内の各集落で実施されているが、中土地区では少子高齢化で行うことが難しい集落が多くなった。このため、どんど焼きを地域全体で参加する祭りに定めて、毎年行うようになった。
先輩に続け空高くジャンプ 白馬北小 渡部兄弟の母校で学習

 白馬村の白馬北小学校(高橋いづみ校長、児童数327人)で8日、スキー学習の一環としてジャンプ学習が始まった。平昌冬季五輪に出場するノルディック複合の渡部暁斗・善斗選手の母校で、大北地域の小学校でも珍しい学校所有のスキージャンプ台が校庭にあり、2人もこの場所で技術を磨き強さの基礎を築いた。五輪目前とあり先輩の活躍に刺激されて児童のジャンプへの関心も最高潮。2人に続けとばかりに、白馬の空高く思い思いのアーチを描いている。
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