2018年2月10日(土)付

胸膨らませ先輩と交流 小学校入学へ1日体験

 4月に小学校への入学を控える新1年生のための「来入児1日入学」が、各地の小学校で行われている。保育・幼稚園の年長児たちなどが、各校の先輩≠スちとふれあいながら、新たな学びやでの生活に胸を膨らませている。
 大町市の大町南小学校(丸山高コ校長)ではこのほど、「来入児1日入学」がプレイルームなどで開かれた。
 1年生43人が来入児47人のお兄さん・お姉さん役を務め、春から始まる学校生活を案内した。プレイルームでは1年生が歌や国語の教科書の音読み、けん玉や縄跳びなどを披露。その後、2クラスに分かれて教室に入り、「ぶんぶんゴマ」作りで交流した。
PVで西選手に大声援 モーグル予選攻めて16位2回目に期待

 平昌五輪が開幕した9日、白馬高校出身の西伸幸選手(32)=マンマーノフーズ=が出場するフリースタイル・男子モーグル競技の予選1回目が行われた。西選手は現時点での予選突破には至らなかったが、白馬村役場多目的ホールで行われたパブリックビューイング(PV)には初日から50人余りが来場し、スクリーンに映し出された西選手の滑りに大きな声援を送った。
 出場30選手の中で準々決勝に進む16人のうち、予選1回目は上位10人を決めた。西選手はこぶの間を的確にターンしスピード感のある攻めの滑りを見せたが、エアの得点が伸びず、16位に終わった。多目的ホールで滑りを見守った下川正剛村長は「頑張ったと思う。まだまだこれから。2回目に期待しています」と話した。
 12日午後7時半からの予選2回目では、20人中6人に入れば続く準々決勝へと進める。パブリックビューイングも行われる。
ハーバルボールで温かく 池田の勝俣さん 豊科で15日WS

 池田町の地域おこし協力隊・勝俣ゆき子さん(41)は15日、「ハーバルボール作り」のワークショップ(WS)を安曇野市豊科南穂高のカフェ&ギャラリー「あづみのコミューンチロル」で開く。開催中の「巡る展 冬から春へ」の一環で、「温かい気持ち」をコンセプトにした企画。
 地産地消コーディネーターの資格をもつ勝俣さんは、町が取り組むハーブの普及活動に携わる。タイの伝統医療に使われるハーバルボールは、ドライハーブを包み込んだ布で体を温め、筋肉や神経、血管などに働きかける。
 WSでは、池田町でとれた桑や柿の葉、カモミールなど8種類を使い、オリジナルのハーバルボールを2つ作る。「体調によって香りの好みが変わる」と魅力を語る。時間は午後3時から。参加費1500円(飲み物付)。

 営業は午前10時〜午後5時。火曜日定休。問い合わせは同店0263-72-3322まで。
市内学校展 大町ギャラリー・いーずら 学年ごと成長の軌跡200点 12日まで 大町東小学校

 大町市教育委員会が同市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は12日まで、大町東小学校児童による作品200点以上を展示中。毛筆習字や絵画、木工作品などが並んでいる。
 手でちぎった画用紙から動物や昆虫、船などを想像して描いた夢あふれる作品や、カマキリやザリガニなどを子どもらしい視点で切り取った絵など、のびのびとした作品が目を引く。3年生は自分の顔を木版画で表現、版もともに展示した。
リサイクル本無料配布 大町図書館

 大町市の大町図書館(宮脇哲子館長)1階玄関ホールで28日まで、蔵書入れ替えなどで不要となった書籍や雑誌類などを無料配布する「リサイクル本コーナー」を設置中。なくなり次第終了する。
 問い合わせは大町図書館0261-21-1616まで。
雪上に歓声寒さ吹き飛ばし競争 大町平地区で大運動会

 大町市の平地区子ども会育成協議会はこのほど、平運動場で恒例の雪上大運動会を開いた。園児から大人まで約250人が参加。厳しい冬の寒さを吹き飛ばせとばかりに、雪国ならではの競技を大きな歓声を上げながら競い合い、地域の絆を深めた。
 地区内を5チームに分け、雪上ドッジボールやカンジキ競争、雪玉の的当て競争など10種目を実施した。開会式で参加者を代表し野口・上原・秋葉林チームの遠山由菜さん・真菜さん姉妹と松本満葉さんの6年生3人が「寒さに負けず一生懸命頑張ることを誓います」と力強い選手宣誓を行い、競技がスタート。競技には十分の積雪の中、参加者は元気いっぱいに優勝をめざした。
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