2018年2月15日(木)付

渡部暁銀複合NH 2大会連続の快挙 善斗は12位

 韓国・平昌で行われている冬季五輪で14日、スキーノルディック複合・男子個人ノーマルヒル(NH)が行われ、白馬村出身の渡部暁斗選手(29)が銀メダルに輝いた。弟の善斗選手(26)は12位。2大会連続となる五輪メダルの快挙に、地元白馬は歓喜に沸いた。
 前半ジャンプは風が一定せず、30分遅れての競技開始。HS=109b、K=98bのノーマルヒルで、暁斗選手は最後の48番手。有力選手たちがジャンプに失敗する中で、105・5bを飛び、3渡部暁斗選手渡部善斗選手位に。首位と28秒差のスタートと好位置につけた。善斗選手も8位につけ、1分05秒差のスタートとなった。
被災地支援あったか鍋 白馬さのさか 松本のパパが振る舞い

 松本市の男性有志でつくる「パパサークル」(小原太郎代表)がこのほど、白馬さのさかスキー場で、被災地支援の「チャリティーあったか鍋」イベントを行った。県内外から多数のスキー客が訪れ、募金に協力しながら、市内産の農産物を使った、熱々の名物鍋料理「信州・まつもと鍋」を笑顔で口に運んでいた。
ろうそく900本 村を彩る 松川 キャンドル・ドリーム 初開催

 松川村はこのほど、ろうそくの明かりで地域を彩る、初めてのイベント「キャンドル・ドリーム」を安曇野ちひろ公園で開いた。子どもたち制作のキャンドルシェードなどで飾った約900本を並べ、幻想的な景色が来場者を楽しませた。
独自の視点で池田を紹介 カフェ風のいろフリーペーパー展

 フリーペーパー「いけだいろ」を発行する信州池田活性化団体「MapleTree(メイプルツリー)」は、「いけだいろ展」を池田町堀之内の「カフェ風のいろ」で25日まで開いている。写真やバックナンバーを展示し、3年間の活動を振り返る。
保護者もサポート冬遊び 大町南小でスケート教室

 大町市の大町南小学校(丸山高コ校長)では冬期の体育授業の一環として、隣接する常盤運動場を利用した屋外天然スケートリンク「市民スケート場」で、スケート教室を実施している。学年ごとに全児童が体験する。
 このほど、6年生59人が、ことし初のスケート教室に参加した。保護者もサポートに駆けつけ、教諭らとともに一緒に滑るなどして地域の冬の遊びをともに楽しんだ。毎年取り組む授業だけに、上達した滑りを見せる児童も多かった。
伝統の食文化に親しむ 小谷保育園 寒干し大根づくり

 小谷村保育園(山田圭佐美園長)の年中園児はこのほど、冬の伝統食「寒干し大根」作りを行った。昨年秋に村内伊折地区の伊折農業生産組合のお年寄りとともに収穫した大根を使って、昔ながらの食文化に親しんだ。
 寒干大根は秋に収穫した大根を寒風の中にさらし、乾燥させてつくる保存食。現代ほど生鮮品の流通が発達していなかった時代、貴重な保存食として親しまれていた。同園では伝統の食文化を継承しようと、伊折農業生産組合のお年寄りの協力を得て、毎年大根の栽培から手がけ、寒干し大根づくり、給食の試食まで、季節を通じた食育活動を展開している。
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