2018年2月20日(火)付

平昌に負けず雪上の熱戦 大町 市民スキー・スノボ大会

 平成29年度大町市民スポーツ祭冬季大会「市民スキー・スノーボード大会」(市や市教育委員会、市体育協会主催)が18日、鹿島槍スキー場の大回転特設コースで開かれた。園児から往年の名選手まで約140人が出場。コンマ数秒の差に上位陣がひしめくなど、平昌冬季五輪に負けない市民レーサーの熱戦に会場は盛り上がった。
 全長732b、旗門22、標高差170b、最大斜度23・41%のコースを使い、学年・年代別で行われた。昨年より6人多い144人がエントリーし、129人が滑走した。
全力の滑り惜しくも敗退 スキー女子ハーフパイプ 渡部由梨恵選手(白馬クラブ)

 韓国で行われている平昌五輪でフリースタイルスキー・女子ハーフパイプ競技の予選が行われた。白馬村スキークラブ所属の渡部由梨恵選手(29)は最後の五輪を掲げての初出場で力を込めた滑りを見せたが、悲願の決勝進出は惜しくもかなわなかった。
 予選は24人が出場。円筒状のコースの両端からのジャンプ(ヒット)の高さや技術を競う。2回の試技のうち高得点が採用され、決勝へ進む上位12人を決める。渡部選手は1回目、ヒットの着地でスキー板が外れ転倒し、21・20点にとどまった。2回目は2回転やグラブつきのエアターンなど完成度の高い滑りを見せ、最後の着地も粘ったが、得点は伸びず56・60点。22位と及ばなかった。

 村役場多目的ホールで行われたパブリックビューイングには約35人が来場し、スクリーンに映る姿に声援を送った。転倒に肩を落とす場面もあったが、全力を尽くした姿に拍手が送られた。
五輪の先輩≠ノ負けるな 小谷小 クロスカントリースキー記録会

 小谷村の小谷小学校は16日、同村栂池高原前山スキー場で「クロスカントリースキー記録会」を行った。3年生以上の児童82人が参加。平昌冬季五輪でスキーへの関心が高まる中、校庭の自然コースで練習を積み重ねてきた成果を仲間や保護者に披露した。
 開会式で児童を代表し、6年生の幾田友郎さんが「日ごろの成果を発揮し最後まで走りぬくことを誓います」と力強い選手宣誓を行った。児童は保護者が早朝から整備してくれたコースで滑走を開始。学年ごとの一斉スタート方式で、1周1`のコースを3・4年生が2周、5・6年生が3周走ってタイムを競い合った。
アロマスプレー作る 池田 ハーブブランド普及めざし

 池田町・花とハーブの里ブランド化推進委員会はこのほど、ハーブの普及促進を目的としたIKEDAハーブレッスン「はじめてのアロマテラピー」を町創造館で開いた。町内から9人が参加し、ルームスプレー作りを通してアロマに親しんだ。
 日本アロマ環境協会アロマ資格認定教室「ラベルテール」を同町で主宰するアロマセラピストの横川瞳さん(46)が講師を務めた。
ちひろのにじみ絵イメージ 松川村 ロゴマーク刷新

 松川村は、広報物などに使用するロゴマークを刷新した。村ゆかりの絵本画家いわさきちひろ(1918〜74年)のにじみ絵をイメージしたデザインを取り入れ、地域の魅力発信に役立てる。
 ロゴは「信州安曇野松川村」をベースに「いわさきちひろが愛した心のふるさと」「噂の田舎」などのコピーを添えた3種類。四つ葉のクローバーなどをモチーフにした、にじみ絵のイラストを添えた。村が発行するチラシやパンフレット、職員の名刺、封筒などに掲載する。
本番さながら全国へ決意 松川響岳太鼓子供会が演奏会

 来月開かれる「日本太鼓ジュニアコンクール」に出場する松川村の「信濃国松川響岳太鼓子供会」壮行演奏会が18日、村すずの音ホールで開かれた。午前、午後の2部あわせて約500人が来場。小学3年から高校3年までのメンバー27人が、大会本番さながらの演奏で日頃の応援への感謝と決意を伝えた。
 チームは、昨年8月の同コンクール長野県予選会で優勝。来月25日に石川県金沢市で開かれる全国大会に、県代表として出場し、チームのオリジナル曲「化心」を演奏する。
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