2018年2月24日(土)付

若者目線で情報発信 大町のグループ フリーペーパー発行

 大町市の若者でつくる「Omachi Local Film(おおまちローカルフィルム)」は、地域の魅力を発信するフリーペーパーを発行している。地元を舞台にしたスノーボードやスケートボードなど横乗り系スポーツの写真グラフを掲載。最新号では新たに飲食店の記事も盛り込み、若者目線の情報発信で地域を盛り上げたいと願っている。
 代表の会社員・堀内雅敏さん(20)=九日町=は、全国のスノーボード愛好家から聖地として親しまれた地元を盛り上げようと、平成28年にグループを立ち上げた。滑走の記録を残そうとフリーペーパーを発行してきた。

 問い合わせは堀内さん?080・9575・8382まで。
熱い冬をありがとう 平昌五輪 白馬勢活躍たたえる

 韓国・平昌五輪での白馬勢は銀メダルの渡部暁斗選手をはじめ、ノルディック複合の3種目で入賞を果たした。村役場には23日、暁斗選手と弟の善斗選手が出場した複合団体での4位入賞を祝う懸垂幕が掲揚され、選手たちによる夢と感動の熱い冬に感謝する3本の幕が並んだ。
 懸垂幕を除幕した藤本元太副村長は、白馬勢の活躍に「結果はそれぞれだが、競技やそこまでの努力が村民に勇気を与えてくれた。お疲れさまでした」と感謝を述べた。
元気いっぱい雪上運動会 小谷保で「オタリンピック

 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)で20日、雪上運動会「オタリンピック」が開かれた。園庭にうず高く積もった雪の上の競技会場で、元気いっぱい冬ならではの競技を楽しんだ。
 運動会はことし、天候不良やインフルエンザの流行などで2回延期し、約1カ月遅れの3度目の正直≠ナようやく実施することができた。当日は絶好の運動会日和となり、園児は防寒具に身を包み、ジョギングや準備体操で体をほぐし、雪上運動会の種目に挑戦した。
池田鉄道最古の時刻表 発見 町内の住宅から 教委に寄贈

 かつて池田町内を走った池田鉄道の時刻表2部が23日、町教育委員会に寄贈された。会染地区の築100年以上の住宅から見つかり、「昭和二年一月一日改正」と記されている。町教委は「現存する時刻表では最も古いとみられる」とし、希望者の閲覧や町文化祭などで展示する予定だ。
 大町市社の高橋博久さん・由美子さん夫妻が寄贈した。博久さんが平成28年夏ごろ、由美子さんの実家を片付けていたところ、格子戸に幾重にも貼られた新聞紙などの下から発見した。
 縦59×横43aで、午前5時52分北池田駅発上りの始発から、午後11時2分安曇追分駅発下りの最終列車まで往復14本の運行が見て取れる。松本駅から先への接続も記載される。
市内学校展 大町 ギャラリー・いーずら 成長や元気伝わる作品 26日まで 大町西小学校

 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は26日まで、大町西小学校。版画や絵画など約500点がずらりと並んだ。
 6年生が制作した木彫のオルゴール箱や、5年生が挑戦した陶芸のマグカップなど、本格的な作品がそろった。1・2年生の紙版画や、4年生が初挑戦した木版画など、子どもたちの成長を感じられる展示となっている。
平昌に負けず熱く力走 白馬 クロカン大会に450人

 白馬村のスノーハープを会場にこのほど、県スキー連盟公認の「第41回白馬五竜とおみクロスカントリー大会」(白馬村スキークラブ主催)が開かれた。県内の小学生から一般まで、450人余りの選手がエントリー。白馬出身の五輪選手で2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗選手ら、世界のトップアスリートを輩出した会場で、先輩の活躍に負けじと熱戦を繰り広げた。

 開会式で選手を代表し白馬南小のアダムソン寧音さんとエンライト聖滋さんが「大会を支えてくれる全ての人に感謝し、平昌五輪にも負けない熱い戦いを繰り広げることを誓います」と力強い選手宣誓が行われ、競技がスタート。選手は小学低学年から高学年、中高生、一般、壮年の部の、1`から6`の部門別で順位を競い合った。部門ごとに全選手が一斉にスタートしてタイムを競い合う「マススタート」方式のフリー走法で競技を実施。起伏のあるコースを力走し、見応えのあるレースを展開した。地元勢では小学6年生女子3`で白馬南小の水野夏楓選手が優勝するなど健闘した。
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