2018年2月27日(火)付

神城地震の記録後世へ 白馬村、小谷村 信大と連携「震災アーカイブ」事業

 白馬村と小谷村は、平成26年に発生した神城断層地震の写真や資料を収集し広く公開する「震災アーカイブ」事業を進めている。震災の風化を防ぎ、次世代や震災を知らない世代に、震災の記録とともに復興に込めた思いや震災後の課題を確かな形で残す取り組み。信州大学と連携し、被災者や行政関係者らに写真や動画の資料提供を依頼し、体験談の聞き取りを実施。震災の教訓を地域防災・減災、防災教育に反映していこうと活動している。
純米吟醸酒「雨飾山」雪中へ 道の駅おたり 湧水仕込みで1000本

 小谷村の道の駅おたりはこのほど、小谷産の棚田米と、雨飾山の湧水で仕込んだ純米吟醸酒「雨飾山」を雪の中に埋める作業を行った。小谷ならではの魅力を生かした特産品で地域振興につなげようと、道の駅おたりが大町市の北安醸造の協力を得て行った。
雪で遊んで白馬で仲良く 若者交流「おとなの運動会」に22人

 白馬村と村の若手職員有志でつくる「WIPS@hakuba」はこのほど、若者交流イベント・第2回「おとなの雪上運動会」を白馬ジャンプ競技場で雪の上で夢中にはしゃぐ参加者個性と感性の光る作品展開いた。村内や大北、中信各地から20〜30代の男女22人が参加。雪の中で元気に体を動かし、親睦を深めた。
風景など独自視点の力作 穂高で「∞(無限大)写真展」

 安曇野市穂高交流学習センター「みらい」で3月4日まで、「∞(無限大)photograph(フォトグラフ)写真展」が開かれている。各地でグループ展や個展などを開いている杉浦俊之さんの写真教室に通う11人の生徒らによる個性光る作品展。
 安曇野の風景や鉄路のある風景、外国の風景、大切な人や思い出の場所をテーマにした作品など、それぞれが独自の視点と感性で捉えた力作約70点がそろう。
社会で学んだ成果披露 池工版デュアル・高大連携発表会

 池田町の池田工業高校はこのほど、地元企業での長期実習「池工版デュアルシステム」と、諏訪東京理科大(茅野市)との「高大連携研究」の発表会を町公民館で開いた。3年生31人が最先端の研究現場やものづくりの第一線で身に付けた、1年間の学びの成果を披露した。
一流のクラシック堪能 青薔薇海賊団 大町で初公演地元合唱団も

 大町市文化会館大ホールで25日、エンターテインメントクラシックコンサート「青薔薇海賊団」の早春大町公演(同館、八十二文化財団主催)が行われた。一流のテノールや演奏家が、音楽へのこだわりを持ったまま「真に楽しめる音楽会」を目指して演奏。地元の演奏家たちも共演し、約600人の来場者が、クラシックやオペラの魅力を身近に堪能した。
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