2018年3月4日(日)付

仏の教えに老後を学ぶ 大町 浄念寺 後藤住職が講演

 大町市平公民館で3日、第46回「豊かな老後のための平地区市民の集い」が開かれた。社会の高齢化が進む中、老後をどう生きるかを考え、地域福祉のあり方や社会のあり方を考える機会として開催されているイベント。主催は平社会福祉協議会、平公民館・女性未来館ピュア。
 平地区の高齢者を中心に、約130人が参加。開会式典、二胡演奏、記念講演が行われた。二胡演奏はボランティアグループ「松本二胡クラブ」が出演、「早春賦」「北国の春」「みかんの花咲く丘」などを披露した。
全力尽くし旗門くぐる 八方の伝統 リーゼン大会に610人

 白馬村八方尾根スキー場で2日まで、第72回「八方尾根リーゼンスラローム大会」(大会長=下川正剛村長)が開かれた。初日の1日はあいにくの悪天候で、長い歴史の中で初めて丸一日を中止に。2日はコースも整備され、約610人の選手が伝統の「日本一の草レース」と称される大会で完走を目指した。
園児びなに大きな拍手 小谷保 ひなまつり誕生会

 小谷村保育園(山田圭佐美園長)で2日、「ひなまつり誕生会」が行われ、園児たちが日本の伝統行事に親しんだ。
思い出胸に学びや巣立つ 大北地域 3高校で卒業式

 春は別れと旅立ちの季節―。大北地域の大町岳陽高校、池田工業高校、白馬高校で2日、本年度卒業式が開かれた。生徒たちは、この日で最後となる制服に袖を通し、3年間の思い出を胸に式に臨んだ。卒業後は、進学や就職で故郷を離れる生徒が多い地域柄、離れ離れとなる仲間との別れを惜しみながらも、それぞれの夢と希望に胸を膨らませ笑顔で学びやを巣立っていった。
老人ホームで実践的訓練 池田 春の火災予防運動で連携確認

 春の全国火災予防運動(3月1日〜7日)に合わせ、北アルプス広域南部消防署や池田町消防団などは3日、消防総合訓練を同町の特別養護老人ホーム・ライフで行った。関係機関から約40人が参加し、建物の消火や災害弱者の救助などを盛り込んだ実践的な訓練で連携を確認した。
山火事防止パトロール 池田町消防団が標識設置

 池田町消防団は「春の山火事予防運動」(3月1日〜5月31日)期間中の3日、火災防止パトロールを町内で行った。火災予防を呼び掛ける標識の設置やポンプ車からのアナウンスを行い、住民の防火意識高揚を図った。
 パトロールには消防団や北アルプス広域南部消防署、県北アルプス地域振興局から約20人が参加。振興局が製作した「火気に注意」の標識9枚を林道の入り口など6カ所に設置した。
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