2018年3月6日(火)付

休業中旅館 シェアハウスに 大町芳仙閣 家人が若者に運営託す

 大町市神栄町で休業中の旅館「芳仙閣」が4月からシェアハウスとして生まれ変わる。建物で一人で暮らす内山和子さんが住み慣れたわが家を守りたいと、地方への若者の移住を支援する「LODECJapan(ロデック・ジャパン)」に運営を託した。
 芳仙閣は昭和48年に創業した木造2階建ての旅館。かつては内山さんの家族と職員合わせて5人が住んでいたが、高齢化に伴う負担の増加などにより、5年ほど前から休業している。内山さん一人で大きな施設を維持するのも難しく、住みながら存続させる方法がないかと、市の空き家バンクに登録。ロデック社が運営に名乗りを上げた。
県防災ヘリ墜落から1年 伊藤さん追悼し顕彰 北ア消防

 県消防防災ヘリコプター「アルプス」墜落事故の発生から1年の5日、北アルプス広域消防本部から派遣され、事故で亡くなった消防司令・伊藤渉さんの追悼式が同本部で行われた。伊藤さんを偲び、これからの安全な消防活動に気持ちを新たにした。
観光活性化へアイデア提案 白馬高で探求学習発表会

 白馬村の白馬高校(北村桂一校長)は5日、総合的な学習の時間に取り組んできた「はくば山麓探求学習」の学習発表会をウイング21で開いた。高校生らしい視点で研究してきた、観光の活性化につながるアイデアを発表した。
ひな人形愛で伝統食楽しむ 松川 ちひろ公園で桜餅作り

 松川村の安曇野ちひろ公園の体験交流館で3日、ひな祭りにちなんだ桜餅作り講習会が開かれた。サポート隊の平林定子さんを講師に簡単に作れる伝統食づくりを楽しんだ。
 薄力粉や白玉粉などを混ぜて食紅で薄いピンクに色付けした生地を、ホットプレートの上に小判型に乗せて焼いた。その上にあんこを乗せてから塩漬けの桜の葉で巻くと、あっという間に桜餅が出来上がった。
卒園・入学に「観劇」贈る 大町市内全保育園年長児に

 大町市の保育所全8園の年長児129人が2日、はなのき保育園おゆうぎ室に集い、観劇を楽しんだ。劇団と市保育園とのつながりの中で実現した、卒園・入学へのプレゼントとして初めて開いた。
 みあさ、たけのこ、どんぐり、くるみ、かえで、はなのき、しらかば、あすなろの8園から年長児が続々と集まり、安曇野市の「劇団こまねずみ」による「キンデレラ」が上演された。子どもたちは物語の展開に一喜一憂しながら見入っていた。
雪合戦 日本一へ激闘 白馬 選手権に全国43チーム

 白馬村の白馬ジャンプ競技場で3日と4日、第5回「日本雪合戦選手権大会」が開かれた。全国各地の予選を勝ち抜いた、43チーム430人余りが集結。国際ルールにのっとった、知力と体力を駆使したスポーツとしての雪合戦で鍛えた技術を披露しながら、日本一をめざし熱戦を繰り広げた。
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