2018年3月7日(水)付

周遊バスぐるりん号拡充 大町 ルート増で滞在観光促す

 夏休みを中心としたグリーンシーズン中に大町市が運行する観光周遊バス「ぐるりん号」は新年度、5カ所だった周遊ポイントを10カ所に、1ルートから2ルートに拡大するなど一新し運行する。市観光課は「弱いとされてきた市の二次交通の充実を図ることで、観光客の市内長期滞在につなげたい」としている。
ちひろ公園景観にお墨付き 松川 県がビューポイント認定

 県は6日、県内の美しく豊かな農村景観を選ぶ「信州ふるさとの見える丘」に、松川村の安曇野ちひろ公園を認定した。ビューポイントとして公式ホームページなどで情報を発信し、景観保全や観光誘客などにつなげる狙いだ。
 公園は安曇野ちひろ美術館に隣接する5・2f。北アルプスや農村ならではの田園などを眺め、「信州」や「ふるさと」らしさを感じられるビューポイントとして評価された。認定は県内で61番目、大北地域で5番目となる。
地元素材生かし全国奨励賞 しろうま農場 6次産業化アワードで

 白馬村神城で「しろうま農場」を営む有限会社ティーエムはこのほど、全国地方新聞社連合会や民間企業などでつくる6次産業化推進協議会主催の「6次産業化アワード」で、奨励賞の地域資源活用賞を受賞した。
 同賞は生産者が地元の優れた素材を生かした商品を開発・販売し、地域活性化につなげる事例を全国から募集し、取り組みをたたえるもの。本年度は86の企業・団体から応募があった。
卒業生一人一人に感謝 白馬南小 「6年生を送る会」

 白馬村の白馬南小学校(北沢芳洋校長)でこのほど、「6年生を送る会」が開かれた。最上級生として全校のリーダーとなって頑張ってくれた6年生に、感謝の気持ちを込めてさまざまな出し物で盛り上げ、小学校生活が残り少なくなった6年生と最後の思い出を深めた。
1本の綱で地区が一つに 美麻で恒例の綱引き大会

 大町市美麻公民館は4日、平成29年度「美麻地区綱引き大会」を美麻トレーニングセンターで開いた。旧美麻村時代の昭和62年から続く恒例の行事。
 同公民館の宮沢雄一館長は「最近は新しい住民も増えて、チームづくりから地区のコミュニケーションが始まっています」と話す。ことしは各地区から14チーム、総勢約200人が参加。男子の部、女子の部、男女混合の部に分かれて熱戦を繰り広げた。
春の便りフクジュソウ 小谷・塩坂 いち早く開花始まる

 フクジュソウの開花が各所で見られるようになった。豪雪地の小谷村では、群落地の多くはまだ雪に閉ざされ、見られる場所が少ない中、塩坂地区の国道148号線脇の斜面でいち早く開花が始まり、春の便りを届けている。
 塩坂の群落地は日当たりの良い斜面で、雪解けも比較的早く進む場所のため、毎年多くの花をつけるフクジュソウの名所。フクジュソウが雪を割り、黄色のかれんな花をのぞかせると、住民は春の訪れを心から実感するという。
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