2018年3月14日(水)付

ふるさと大町発展が責務 牛越市長4選出馬を正式表明

 大町市の牛越徹市長(67)=3期目、無所属、常盤泉=は13日の市議会3月定例会閉会あいさつで、次期市長選(6月24日告示・7月1日投開票)に向けて4選出馬を正式に表明した。「ふるさと大町市の発展のために力を尽くして取り組むことが私に課せられた責務であり、市民の夢と願いをかなえたいとの一途な思いから立候補することを決意した」と4期目への思いを語った。
 牛越市長は、これまでの3期12年を振り返り「実を結んだ成果がある一方、目に見える結果につながっていない施策もある」とし、急速に進展する人口減少や少子高齢化への対応、移住定住促進、中心市街地活性化、松糸道路の早期建設着工などを重要課題に挙げ「未来志向を胸に課題に向かって果敢に挑戦する決断力を持ち、その解決のためにたゆむことなく勇気を持って前進することが市政の責任者としての市長のあるべき姿であり、課せられた大きな責務である」と自らに与えられた職務をあらためて認識した。
現9新3無投票当選 松川村議選前々回以来3回目

 任期満了(3月24日)に伴う松川村議会議員選挙は13日、告示された。午後5時の届け出締め切りまでに定数と同じ12人が立候補し、無投票で当選が決まった。村議選の無投票は前々回平成22年以来3回目。
 当選したのは現職9人と新人3人。政党別では共産党1人の他は無所属。男性11人と女性が1人。平均年齢は67・9歳(県町村会によると県内58町村議会の平均は平成29年7月1日現在で65・3歳)。
在校生から感謝のエール 白馬中3年生を送る会

 白馬村の白馬中学校(田中守校長、生徒217人)で12日、生徒会主催の「3年生を送る会」が開かれた。これまで学校の中心として頑張ってきた3年生76人に、後輩の生徒が心からの感謝をささげ、卒業を間近に控えた3年生と、最後の思い出を深めた。
 吹奏楽部の演奏とともに、3年生が入場。映像や寸劇など趣向を凝らしたパフォーマンスで、各学年、部活動の発表が行われた。演劇部は、新生活のために慣れ親しんだ場所から旅立つ主人公をめぐる、人間模様をコミカルに演じた。主人公が好きでなかなか告白できない同級生、主人公の夢をなかなか理解できない家族など、登場人物が織りなすエピソードは、笑いの中にも時に考えさせられる内容で、生徒は共感しきりの様子で熱心に見入っていた。「3年生は自分のやりたいことを見つけて、目標に向かって頑張ってください」というエールに、大きな拍手が送られていた。
未満児に初のお楽しみ会=@大町のあすなろ保育園で

 大町市常盤清水のあすなろ保育園(中條薫園長)で12日、3歳未満児クラスの幼い子どもたちのための、お楽しみ会が開かれた。保護者会事業として初めて企画した。
 市内の未就園児を対象とした親子教室などで教える新井理栄さんを講師に招いた。2歳児クラスの25人と、ゼロ・1歳児クラスの17人が手遊び、パネルシアター、サーキット遊び、読み聞かせなど、年齢に合わせたプログラムを楽しんだ。
大町のブランド一堂にPR 20日まで 市役所ロビーで展覧会

 大町市の地域ブランドをPRしようと、「信濃大町ブランド展覧会」が20日まで、市役所ロビーで開かれている。大町市を代表する市キャラクター・おおまぴょん誕生からの歩みをはじめ、清冽な水、黒部ダムカレーなど大町市で生まれた地域ブランドを一堂に展示し、来庁した住民たちが親しんでいる。
 おおまぴょんの歴史を知ることのできるコーナーでは、さまざまな場面に登場したおおまぴょんを見ながら、公募でおおまぴょんがマスコットキャラクターに決定した2012年から、ゆるキャラグランプリへの参加、テレビCM出演など活躍を振り返ることができる。
感謝の気持ち胸に巣立つ 大町FC17人が卒団・修了

 大町市のサッカーチーム・大町FCのU―12とU―15の卒団、修了式が11日、大町公民館分室で開かれた。U―12は小学6年生7人が修了、U―15は中学3年生10人が卒団を迎え、毎日の練習をともに過ごしてきた仲間やコーチなどに感謝を伝えながら巣立った。
 式には、メンバーや保護者など約100人が出席し、卒団生や修了生に証書や記念品が贈られた。U―15卒団生代表の仁科台中学校3年・山田裕大さんは「今日までの思い出は昨日のことのように思えるくらい充実していた。大町FCで過ごした日々、経験はこれからに生かすことのできる大きな宝。それぞれの道をがんばって進んでいきたい」、U―12を修了する大町南小学校6年・横山竜成君と大町西小学校6年・吉田祐人君は「今日まで僕たちを支えてくれた皆さんに感謝。チームメートのみんなとサッカーができて本当に楽しかった。最高の思い出を胸にこれからもがんばります」とお礼を述べた。
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