2018年3月24日(土)付

最後の園舎 元気に巣立つ 4月から休園 かえで保育園で卒園式

 来年度から休園となる大町市相生町のかえで保育園で23日、卒園式が行われた。同園は昭和51年の建設で、耐震性などによって閉園も含めたあり方の検討が進められている。休園前最後の年長園児15人が卒園を迎え、慣れ親しんだ園舎を巣立った。
 保護者や年中、年少園児、保育士らの大きな拍手で会場に迎えられた年長園児たちは、緊張した面持ちで入場。中村優美園長から保育証書を受け取り、元気よく「テストで100点をいっぱいとりたい」「友達をいっぱいつくりたい」などこれからの目標を発表。「いつもおいしいご飯をつくってくれてありがとう」など保護者への感謝の気持ちも送った。
小谷中元吹奏楽部が集結 高校卒業前5人が演奏会

 小谷村の小谷中学校の元吹奏楽部員による演奏会が22日、小谷小学校多目的ホールで開かれた。5人のメンバーが高校を卒業し、進学などで故郷を離れる前に再集結。村民ら約50人が来場し、久しぶりの息の合った演奏に拍手を送った。
 演奏会では、中学1年生の時に初めてのアンサンブルコンテストで吹いた「アルプス一万尺」や、当時県大会出場を決めた際に演奏した「Suite for Small Band」などの曲を披露した。久しぶりながらも、息の合った音をそろえた。
「小学校でも頑張ります」 白馬・小谷保育園で卒園式

 白馬村と小谷村の保育園で23日、平成29年度の卒園式が開かれた。卒園児が4月からの小学校生活に期待を膨らませながら、思い出深い園舎を巣立った。
 このうち小谷村保育園(山田圭佐美園長)では20人の年長園児が卒園を迎えた。保護者や来賓らが見守るなか、在園児の演奏するハンドベルの「春の小川」に迎えられて式に臨んだ。担任保育士が卒園児一人一人の名前を呼び、山田園長が「おめでとうございます」の言葉とともに卒園証書を手渡した。証書を受け取った卒園児は、花道を歩いて保護者のもとまで進み「ありがとうございました」と大きな声で感謝の言葉を述べた。

 式では卒園児の園生活の画像がスライドで流され、卒園児は思い出を語ったりお礼と別れの言葉を述べ、「小学校へ行っても頑張ります」と力強く誓った。
春彩るパンジーやビオラ 松川きょう花咲きまつり

 松川村恒例のイベント「まつかわ花咲きまつり」(実行委員会主催)が24日、安曇野ちひろ公園で開かれる。村内の生産者が育てたパンジーの即売会や地元サークルによるステージなど、春を彩るさまざまなイベントで来場者を歓迎する。午前9時〜午後3時開場。
 村内の生産者でつくる「M・フラワー」が色とりどりのパンジーやビオラなど1万4000株を用意。パンジーは1ポット50円、1ケース(24ポット)1000円で販売する(ケースは別売り)。
良い形を打ち入賞目指す 大町空手・相川夏凜さん全国大会へ

 大町市常盤上一の空手・相川夏凜選手=松本第一高校1年=は、JOCジュニアオリンピックカップ・第37回全国高等学校空手道選抜大会(26〜28日、香川県高松市)女子個人形の部に出場する。「初戦から気持ちを込めて良い形を打ちたい。目指すは入賞」と健闘を誓う。
 昨年10月の県大会で優勝、11月に石川県加賀市で開かれた北信越大会で3位入賞を果たし、全国への切符を手にした。選抜大会では各ブロック戦を勝ち抜いた強豪62人によるトーナメント戦に挑む。
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