2018年４月10日付

2018年４月10日(火)付

定数割れ現実味再選挙も　告示まで1週間候補そろわず

　任期満了（5月4日）に伴う小谷村村議選(定数10、4月17日告示・22日投開票）の告示まで、10日で1週間に迫った。計7派からは出馬が確実視されているが、擁立を目指す2派は人選がまとまらず、他には動きはない。村で初めての定数割れや、それに伴う再選挙も現実味を帯びてきた。急速な人口減少を受けた担い手不足が浮き彫りとなり、擁立を目指す各派の動向が注目される。

お花見はもう少し先　小谷、白馬でまとまった雪

　7日から8日にかけて小谷村と白馬村ではまとまった雪が降り、春の陽気から一転して真冬に逆戻りしたような気候となった。つぼみが膨らみ開花を待つまでとなった桜にも、雪が降り積もった光景＝写真＝が各所で見られた。住民らは「お花見ももう少し先になりそう。雪に負けずにきれいに咲いてほしい」と話していた。

池田陸郷　名勝･桜仙峡3000本見頃　山肌覆う満開の桜

　池田町陸郷地区の桜の名勝「桜仙峡」で、ヤマザクラが見頃を迎えている。満開の花が山肌を淡いピンク色に染め、県内外から訪れた観光客の目を楽しませている。今週末ころまで見頃が続きそうだ。
　桜仙峡には約3000本の桜が、広く山あいに点在している。ことしは温暖な天候の影響で、例年と比べて10日ほど早く開花した。

スポーツ通じて成長誓う　松川で少年団入団式

　松川村スポーツ少年団（本部長＝平林明人村長）は6日、平成30年度入団式を松川小学校体育館で開いた。本年度は小学1年生から中学3年生まで6競技・約80人でスタート。選手たちが団員綱領を唱和し、スポーツを通じた成長を誓った。

「イカのおすし」を伝授　大町署･大北防犯協　新入学児童に防犯指導

　大町署と大北防犯協会連合会、大町少年警察ボランティア協会はこのほど、小学校入学式に合わせ、防犯指導の街頭啓発活動を大町市の大町東小学校で展開した。新1年生に対し、連れ去りなどの事件に遭わないための合言葉「イカのおすし」を伝授した。
　合言葉は、県警などの防犯指導で用いられ、▽知らない人について「イカ」ない、▽知らない人の車に「の」らない、▽助けを求める時は「お」おごえでさけぶ、▽「す」ぐに逃げる、▽家族たちに「し」らせる―を意味する。

渡部暁斗シーズンを総括　八方スプリングフェス　上村愛子さんも来場

　白馬村の八方尾根スキー場兎平テラスで8日、恒例の「八方スプリングフェスティバル」が開かれた。今季のノルディック複合ワールドカップ（Ｗ杯）で個人総合初優勝を果たし、平昌冬季五輪でも銀メダルを獲得した、同村出身の渡部暁斗選手（北野建設）と、冬季五輪で5大会連続入賞し活躍したモーグルの上村愛子さんが特別ゲストとして来場した。

トップページ

４月の一覧