2018年4月12日(木)付

芸術祭の象徴春嵐に伏す 八坂のバンブーウエーブ 住民に惜しまれ9基撤去

 大町市で昨年夏に開催された北アルプス国際芸術祭以降、八坂地区で延長展示していた作品「バンブーウエーブ」が連日の強風で傾いた。11日までに13基のうち9基が撤去された。住民と作家が協力して制作し、芸術祭を象徴する作品の一つだった。地域ぐるみで準備から制作まで手伝った八坂地域づくり協議会の降籏剛会長は、八坂で育った竹が自然の大地にかえっていく姿に「さみしさはあるがほっともしている」と話し、住民が心一つに取り組んだ芸術祭の無事終了を胸に刻んでいた。
いち早く春の訪れ告げる 白馬 四十九院のコブシ開花

 白馬村の深空地区内にある四十九院のコブシの開花が始まった。コブシはモクレン科マグノリア属の樹木。彩りの少ない早春の山に桜よりいち早く白い花をつけ、春の訪れを告げている。 
池田町のクラフトパーク見頃 桜満開園内に春の彩り

 池田町のクラフトパークの桜が満開を迎え、花見客でにぎわっている。約17fの敷地にはヤマザクラやシダレザクラ、ヨコハマヒガンザクラなど6種類約500本の桜が開花し、色とりどりの花びらで園内を彩る。
沿道で安全運転呼び掛け 春の運動 松川に交通指導所

 池田松川交通安全協会(中山崇会長)は「春の全国交通安全運動」期間中の10日、交通指導所を松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」に開設した。安協や大町署、県北アルプス地域振興局、池田町、松川村、ヤングドライバークラブなどから約120人が参加し、ドライバーにチラシなどを手渡して、安全運転を呼び掛けた。
秀作62点一堂に展示 豊科近代美術館 日本画県展 15日まで

 第47回日本画県展(県日本画会主催)が11日、安曇野市の豊科近代美術館で始まった。日本画特有の柔らかい色合いで描かれた会員62人の秀作を一堂に展示している。15日まで。
ミニカー展示で交通安全 国営公園 堀金・穂高

 「春の全国交通安全運動」に合わせ、安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で15日まで、交通安全ミニカーの展示が行われている。
 会場のあづみの学校ギャラリーでは、警察車両や道路維持管理車、ロードサービスなどで活躍するみんなの町の交通安全を守る210台がずらりと並んだ。訪れた子どもたちは、細かいところまで実車そっくりな「はたらくくるま」の姿に目を輝かせて見入っている。
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