2018年4月21日(土)付

北ア山麓からB級グルメ 5市町村1品ずつ開発へ ブランド認定100品記念

 大北地域の優れた特産品などを発信している、北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会(委員長=宮澤敏文県議)は本年度、地域の新たな「ご当地メニュー」となる「B級グルメ」の開発に乗り出す。食材にブランド認定品を使い、住民が日常的に食べられるメニューを想定。大北5市町村にそれぞれ1品を選定してもらい、観光PRなどに役立てる。
里山に春 桜とカタクリ競演 白馬村の貞麟寺で見頃

 白馬村神城の貞麟寺で、村の天然記念物に指定されているシダレザクラが見頃の時期を迎えている。例年だと大型連休ごろが花の時期となるが、ことしは暖冬のため開花が10日以上も早いという。境内の草地はカタクリの群生地としても有名で、こちらも見頃に。ピンクの桜と淡い紫色のカタクリの競演に、訪れる人が里山の遅い春ならではの光景を楽しんでいる。
技磨き達成感や集中力養う 小谷けん玉倶楽部5年目スタート

 小谷・白馬両村の小中学生を中心に活動する「小谷けん玉倶楽部」はこのほど、本年度の活動を開始した。小谷小学校で毎週けん玉を練習し、大会に向けて上達する楽しさを味わっている。
 初日は約30人の小中学生が参加。皿に乗せた玉を落とさないようにぶつける「けん玉相撲」などのゲームを楽しんでウオーミングアップ。けん玉の技を磨こうと、小さい下級生に上級生が教えていた。
「花とハーブの里」駆け回れ 6月2日池田で初のロゲイニング

 池田町と町観光協会は6月2日、制限時間内に地図上の名所などを巡り得点を競う「あづみ野IKEDAハーブロゲイニング」を町内で初開催する。ゲーム感覚で「花とハーブの里」の魅力を体感してもらおうと、ハーブの見頃に合わせてイベントを企画した。
 競技は町公民館を発着点に足で町内を移動。3時間の制限時間内に、地図上に記されたポイント約30カ所をできるだけ多く回り、写真を撮影する。ポイントは観光名所や史跡などさまざま。スタートからの距離や到達までの難易度に応じて点数が異なる。男女混合と男女各ソロ、ファミリーの4部門で表彰を行う。
ジャガイモ大きくな〜れ 松川北保育園児が植え付け

 松川村の北保育園(榛葉啓子園長)の年長児34人は19日、ジャガイモの植え付けを村営農支援センターが管理する畑で行った。キタアカリの種芋20`を一つずつ手に取り、土の中に埋めた。
 園児らはジャガイモの芽を上にして、5列の畝の溝に、等間隔に置いていった。生活改善グループ連絡協議会のメンバーらが応援にかけつけ、土をかける作業などを手伝った。
 散歩に訪れた年中児らも植え付けを体験し、小さな手をブルドーザー≠ノして、優しく土のお布団≠掛けていた。
色彩豊かな花のボトル 25日まで豊科で展示大町教室も

 日本フラワーボトル協会長野県佐原支部は、第18回「フラワーボトル展」を25日まで、安曇野市豊科のイオンホールで開いている。支部長の佐原登茂子さんの下で学んだ後、松本市や安曇野市、大町市などの各地域で教室を開いて活躍する11人の作品展。
 フラワーボトルは、生の花を瓶の中にアレンジし、シリカゲル(乾燥剤)を入れて密閉することで、色鮮やかなドライフラワーのまま保存できるのが特徴。リサイクル性や癒やしをテーマに考案され、ワインやウイスキーのボトルなどの器や小物と自由自在に組み合わせることで、個性的な作品に仕上がる。
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