2018年4月28日(土)付

「黒部の太陽」舞台再現 黒部ダム映画セットレプリカ展示

 北海道小樽市の石原裕次郎記念館(閉館)で展示していた、黒部ダム建設の苦難を描いた映画「黒部の太陽」の関電トンネル工事撮影セットレプリカが黒部ダム新展望台広場特設会場に移設され、27日、一般公開した。映画上映から50年。映画の舞台の地に、難航をきわめたトンネル工事の様子が再現された。
 事業は、関西電力と大町市でつくる観光誘客組織・大町市プロモーション委員会が同映画公開50周年にあわせて実施する観光誘客施策の一環で行った。セット自体は無償提供を受け、昨年から移設作業を行っていた。
 会場は常設で見学無料、午前9時から午後4時。10月下旬まで(積雪状況により変動あり)。
春の味「さくらあん」 白馬の「100活堂」 5月6日まで限定販売

 白馬村八方のまんじゅう販売店「100活堂」が27日から5月6日までの期間限定で「八方温泉まんじゅう・さくらあん」を販売している。白あんに刻んだ桜の葉の塩漬けを練りこみ、桜の香気と旨みを閉じ込めた逸品。「白馬の春はまだまだこれから。観光客や地元の人に和菓子で春を楽しんでもらいたい」と話している。
 さくらあんまんじゅうは1個100円で1日200個限定。問い合わせは同店電話0261-85-5501まで。
活動グリーンシーズンに 「おたり自然学校」宿泊にも力

 小谷村の地域教育団体「おたり自然学校」(大日方冬樹代表)の、グリーンシーズンの活動が本格的にスタートした。今シーズンはバンガロー4棟をリニューアル。宿泊にも力を入れ、子どもから大人まで楽しめるネイチャーガイドの常駐するキャンプ場≠ニして、小谷ならではの自主企画でさまざまなツアーを展開していきたいとしている。

 自然豊かな場所にある自然学校では、魚が泳ぐ池や沢があり、さまざまな自然体験を楽しめる環境が整っている。宿泊者限定の体験メニューはネイチャーウオーク、山菜狩り、星空観察、サイクリング、カヌーなど多彩。宿泊はバンガローとフリーサイトによるテント泊が選べる。バンガローは各棟定員6人で、3棟は温水シャワー完備。利用料金は3棟が1万円から、1棟が6000円から、テントは3000円から受け付けている。レンタル備品もある。
「先輩」プロの技に興奮 池田ミニバス出身 永澤選手が指導

 池田町会染渋田見出身で、バスケットボール女子国内トップリーグで活躍する日立ハイテク・クーガーズの永澤果歩選手は21日、自身がかつて所属していた池田ミニバスケットボールクラブ練習会場の池田小学校体育館を訪れた。女子最高峰の舞台で戦う「先輩」の登場に興奮を隠し切れない子どもたち。まじかに体感する一流の技に目を輝かせていた。
 ミニバスの後輩指導は昨年の夏に続いて2回目で、オフシーズンの帰省を利用し足を運んだ。永澤選手の周りには常に子どもたちの姿があり、「片手でボールを持ってみて」「どうっやったら背が高くなるの、上手くなれるの」など質問攻めしていた。
ジャガイモ植えて食学ぶ 池田保と安曇野こども園児

 池田町の池田保育園の年長児20人と同町の認可外保育園「安曇野シュタイナーこども園 おひさま」の園児7人と保護者らは23日、ジャガイモの植え付け作業を花見(けみ)の畑で行った。キタアカリの種芋約1000個を植えた。
 JA大北池田地区青壮年部が行う食育活動の一環で、相半花見支部の支部長・和沢忠志さんが、昨年に引き続き4eほどの農地を提供した。JAの職員や食育を推進する町議会議員が応援に駆けつけた。
「友の会」39人の秀作そろう 6日まで穂高の橋記念館で作品展

 安曇野市穂高北穂高の安曇野橋節郎記念美術館は5月6日まで、第14回「友の会会員展」を主屋・水辺のギャラリーで開いている。絵画や書、彫刻、染色、漆など、多彩なジャンルの作品約40点を展示している。
 安曇野市や大町市など県内を中心にした39人の秀作がそろう。石毛良平さんは、国宝指定の土偶「縄文の女神」をモチーフに木のレリーフを製作し13回目の出展。「(彫るのは)楽しみのひとつ」と話す。学芸員の増田真紀さんは「力作ぞろいの作品をお楽しみください」と来館を呼び掛ける。
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