2018年5月3日(木)付

「人手不足」就活生に期待 大北企業説明会24社が魅力PR

 春の大型連休に合わせ、「大北地域企業説明会」が2日、大町市のJA大北会館アプロードで開かれた。全国的に人手不足が叫ばれる中、大北地域の企業が地元で働いてもらおうと、来春の学卒予定者やI・Uターン希望者に直接、自社の仕事や地域の魅力をアピールした。
 説明会はハローワーク大町(大町公共職業安定所)や県北アルプス地域振興局、大北5市町村などが開催。建設や観光、福祉など幅広い業種から24社が参加した。高校生を対象にした就職ガイダンスや、市町村による移住相談コーナーも設けられた。
アウトドア体験多彩に 白馬グリーンスポーツの森シーズン営業開始

 白馬村北城のグリーンスポーツの森が、グリーンシーズンの営業を開始した。豊かな自然の中で、小さな子どもから大人まで幅広い世代が一緒になって、多種多様のアウトドア体験が楽しめる観光スポット。6日までのゴールデンウイーク期間は、おもしろ自転車、ミニ新幹線、マレットゴルフ、テニス、キャンプなどのアクティビティを提供している。
 入園料は50円(各イベント有料)で営業は午前8時半から午後5時まで。問い合わせは同施設?0261-72-4755まで。
社会の現場で仕事学ぶ 池工でデュアル発足式

 池田町の池田工業高校でこのほど、生徒が地元企業で研修を行う「池工版デュアルシステム」の発足式が開かれた。過去最多の3年生28人が参加し、1年間をかけて社会の現場で仕事の心構えや技術などを学ぶ。
 システムは平成18年度から導入され、受講を選択した生徒が週1回、地元の企業や事業所に出向いて指導を受ける、地域と学校が連携したカリキュラムだ。ことしは部品や金型、建築、福祉、酒造など、大町市と池田町、松川村の12社が受け入れ先となった。
労働環境改善、核廃絶訴え メーデー大北地区集会に150人

 労働者の権利を団結して要求する祭典「メーデー」に合わせて1日、「第89回メーデー大北地区集会」が大町市の大町文化公園で開かれた。12団体約150人が参加し、集会後にはJR信濃大町駅前までのデモ行進を行うなどして労働環境の改善や核兵器廃絶による恒久平和の実現などを訴えた。
 実行委員長の二村洋・大北地区労働組合連合会議長は「私たちの声が政治を変えていく。皆さん、がんばりましょう」とあいさつし、労連各単組や団体が、それぞれ決意表明して団結を呼び掛けた。
農家に教わりイモ植え 大町市常盤 あすなろ保

 大町市常盤の清水農業生産組合(川上宗春組合長)の畑で2日、あすなろ保育園の園児が農業体験を行った。年長児約30人が組合農家の指導でジャガイモを植え付け、土にまみれながら成長を願った。
 農業体験は、組合が子どもたちに農業を身近に感じてもらおうと行っている恒例行事。ことしは組合の体験農場のうち約200平方bに「大白おおじろ」を定植。園児が草取りなどに参加しながら成長を見守り、8月末ころに収穫する。園が組合員を招いた収穫祭などで提供するという。
豊かな発想 筆字60点 大町で書作展

 大町市社出身の書家・一志水鏡(本名・大林喜美子さん)が主催する書道教室・みずかがみの会「書作展」が2日、市内のギャラリー・いーずらで始まった。市内や池田町、松川村から大町の教室に参加する女性5人が、心に響いた文字を豊かな発想でしたためた作品60点余りが並ぶ。入場無料、6日まで。
 作品は、大町公民館分室で毎週金曜日に開いている教室で学ぶ生徒の一志緋呂さん、中島藍泉さん、中塚道子さん、松本絹葩さん、渡邊とよ子さんが、和紙や短冊、扇などにしたためたもの。
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