2018年５月４日付

2018年５月４日(金)付

英国大使も堪能街道の春　塩の道祭り　小谷をスタート

　かつて信州と越後の間で海陸の物資を運び、「敵に塩を送る」故事の由来の残る千国街道・塩の道を、小谷・白馬・大町の3市村をつないで歩く一大ウオーキングイベント「第39回塩の道祭り」が3日から始まった。初日の小谷村はあいにくの小雨模様だったが、村と姉妹提携を結んでいる千葉県長生郡白子町の一行や、駐日英国大使なども駆け付け、国内外から約1400人が参加した。
　駐日英国大使のポール・マデンさんは、かつて村と友好都市を結ぶ英国オタリー・セントメリーとの交流に尽力した人物。祭りには27年ぶりの参加となった。

大町の味で熊本支援　有志がそばガレット販売　中山高原

　熊本地震の被災地を支援しようと、長野県内のボランティア有志が3日と4日、「そばガレット」を大町市の中山高原で販売している。見頃を迎えた菜の花や山菜のコゴミ、信州黄金シャモなど地元食材を使用し、大町ならではの味を提供している。収益の全額を義援金として被災地に送る。

白馬の味覚でもてなし　道の駅春祭り

　白馬村の道の駅白馬でこのほど、「道の駅白馬春祭り」が開かれた。ゴールデンウイークに訪れる観光客らを、春の味覚でもてなし、白馬の魅力を発信しようと実施。たけのこ汁の振る舞いや地酒の試飲･販売、お楽しみ抽選会など多数の催しで来場者を歓迎した。

花見日和満開の群生楽しむ　白馬五竜「かたくり祭り」

　白馬村の白馬五竜観光組合と㈱五竜はこのほど、白馬五竜スキー場エスカルプラザを会場に「第23回白馬五竜かたくり祭り」イベントを開いた。大型連休初日とあって、県内外から多数の観光客らが来場。最高の花見日和に恵まれ、満開のカタクリの花や、さまざまな催しを楽しんだ。

自然に親しみＶＲも満喫　国営公園大町･松川　スプリングフェスタ開催中

　3日朝からの雨模様で始まった大型連休後半。スプリングフェスタ開催中の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では無料入園日が始まり、室内で楽しめる大北地域では珍しいＶＲ（仮想現実）体験や屋外のイベントで来場者が休日を満喫していた。

個性光る絵画50点　池田美術協会作品展6日まで

　池田町などの美術愛好家らでつくる池田美術協会は6日まで、春季恒例の作品展を北アルプス展望美術館（池田町立美術館）の安曇野ギャラリーで開いている。会員20人が描いた力作約50点を展示している。
　油彩画を中心に木版画やデジタルアートなどの手法で描いた四季折々の風景や静物画、人物画、抽象画など、個性的な作品が並ぶ。

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