2018年５月24日付

2018年５月24日(木)付

７万球イルミでお出迎え　大町温泉郷　｢梅雨入美｣あす点灯式

　大町市の住民有志でつくる「信濃おおまち・観光活性化倶楽部　ひかりの饗宴実行委員会」（山田高司会長、荒澤靖会長）は25日夜から、「梅雨入美ネーション」を大町温泉郷森林劇場横の広場で実施する。９色７万球のＬＥＤライトで彩り、地元住民や観光客らを迎える。昨年に続く開催で、今回は中信地区で来年開催される全国都市緑化フェアのプレイベントの一環とし、市補助金「ひとが輝くまちづくり事業」を活用、制作には延べ70人が参加した。

遊び通して早期に英会話　小谷村保育園　おたり塾スタッフが教室

　小谷村保育園で、「公営おたり塾英会話教室」のスタッフによる、園児への英会話教室が行われている。村が次世代を担う子どもたちに、早期の段階から英語に親しむ環境支援事業の一環。園児たちは、歌や絵本などの遊びを通して英語に親しんでいる。

子育てママ〝フリマ〟交流　サン･アルプス大町にぎわう

　子育てママたちによる「Ｈａｐｐｙフリーマーケット」がこのほど、大町市のサン・アルプス大町研修室で開かれた。コミュニケーションの場に役立てようと続けられ、11回目。
　フリマは市中央通り商店街の「大町リノプロ」をスタートに広がり、この日は、子ども服や日用品、手作り雑貨などを売る７ブースが並んだ。子育てママだけでない幅広い年齢層が買い物に訪れ、会場は大にぎわいだった。

大町消防団総合訓練でチームワーク鍛える　梅雨の水害備え技能向上

　大町市消防団（川上昇団長）は20日、団員を対象にした総合訓練を鹿島槍スポーツヴィレッジ中綱駐車場で開いた。梅雨の時期を控え水害に備えた水防訓練など、約２６０人が地域の安全に向けて技能向上を図った。
　訓練は土のう積みやロープワーク、応急手当、資器材の取り扱いなど幅広い分野で実施。新年度を迎え団の体制が新しくなる中、団員のチームワークを向上させようと、規律訓練なども盛り込んだ。

原風景残る塩の道堪能　小谷でウオーキングツアー

　小谷村の「塩の道を愛する会」はこのほど、「小谷村ウォーキングツアー・塩の道古道をえぶ」イベントを開いた。あいにくの雨模様だったが、村内外から80人余りが参加。原風景の色濃く残る古道の、趣のある風情を堪能した。

大町の雪で甘み増し熟成　薄井商店　人気の｢雪中埋蔵｣掘り出し

　大町市の酒蔵・薄井商店（薄井朋介社長）は23日、白馬錦「雪中埋蔵」の掘り出し作業を行った。市内の雪原に掘られた穴に２月15日に埋蔵、３カ月余り熟成させた生原酒が、新緑に変わった景色の中に続々と運び出された。
　同社は天然の雪を熟成に利用する「雪中埋蔵」を、県内で最初の平成８年から実施。北安曇野の自然と実り、蔵人の技が調和する地酒として人気を集めている。今季は市内で契約栽培された酒米・美山錦を精米歩合55％に磨き、寒造りした純米吟醸の生原酒１・８㍑瓶３６００本を埋蔵した。

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