2018年5月29日(火)付

アルミ缶回収全国1位 大町一中が15万個 昭和電工から表彰

 大町市の大町第一中学校は、昭和電工(本社・東京都)のアルミ缶リサイクル事業で、全国で最も回収量が多かった団体として最優秀大賞を受賞した。昨年度、全校生徒が協力して15万3335個を集め同社に売却、収益を市内の福祉施設に寄付した。
 同校は地域福祉の向上に役立てようと、平成14年からアルミ缶の回収を続けている。昨年度はクラス対抗戦にしたことで盛り上がり、目標の6万個を大きく上回った。昭和電工への売却量は16年間で約200万個に達する。
迫力の走りに歓声 大町観光草競馬

 恒例の大町観光草競馬会(勝野充会長)が27日、大町市の観音橋下の高瀬川河川敷で開かれた。中央競馬でかつて活躍したサラブレットから愛らしいポニーまで県内外から約40頭が出走。砂ぼこりを巻き上げた迫力ある走りに観客からは大きな歓声が上がった。
英語ガイド要点学ぶ 白馬高校生が観光地巡り

 白馬村の白馬高校(臼井彰一校長)国際観光科2年生34人は28日、観光コミュニケーション英語の授業で実際に外国人を英語で観光案内する取り組みに向けて、中信地域の観光地を巡った。
 外国人向け観光ツアーのルートとして人気の、安曇野市の大王わさび農場や松本市の松本城などを視察。村内で外国人を案内するSki Japan Holidaysのツアーガイドに、英語で「わさびは繊細な植物なので日よけをかけて育てる」「黒澤明が撮影した水車」など案内するポイントを学んだ。成果を生かし、6月18日には実際に外国人を同じコースで観光案内する。
新緑の田園風景を散策 松川 北アパノラマウオークに60人

 松川村にゆかりのある絵本画家いわさきちひろが親しんだ北アルプスや田園の風景を歩く恒例の「北アルプスパノラマウォーク」が26日、村内で開かれた。村外を中心に約60人が参加し、新緑の映える風景の中を散策して楽しんだ。
「窓」に映る時間と自己 6月3日まで郷津雅夫さん(白馬村出身)個展 豊科近美

 安曇野市豊科近代美術館で6月3日まで個展を開いている、白馬村出身の芸術家・郷津雅夫さん。「窓はビルの目。いつも自分がどこにいるか、いつも考えている。そこに残るのは時間」―。海外で異邦人として表現の場に独り挑む姿勢で、人々に自分を重ね、自身を見つめ続けた瞬間が、作品に刻まれている。
ゲレンデの環境に関心400人 ボルコム パタゴニア 鹿島槍でごみ拾い

 アウトドアやスポーツ用品メーカーの「volcom(ボルコム)」と「patagonia(パタゴニア)」は27日、ゴミ拾いをきっかけに環境に関心を深める活動「マウンテンクリーンアップ」を大町市の鹿島槍スポーツヴィレッジ(鹿島槍スキー場)で開いた。「白馬バレー」を構成する大町や白馬、小谷のスキー場を会場に4年目を迎えるクリーンアップ。今年は過去最多の400人が参加した。
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