2018年6月21日(木)付

現代アートで夏の誘客 芸術祭作品を再公開

 昨年夏に大町市内で初開催された北アルプス国際芸術祭(市を主体とする実行委員会主催)で、鷹狩山山頂に展示した「信濃大町実景舎」が今夏、期間限定で一般公開される。夏休みの集客も見据え7月21・22日、8月1〜19日に有料で公開。すでに延長公開中の作品もあわせて、「アート」を中心とした大町の夏観光の新たな楽しみ方を提案する。
 信濃大町実景舎は、クリエイティブチーム「目」が古民家を使い製作。しっくい風の内装に仕上げた空間の先に、北アルプスの絶景や大町の街並みが広がる。2カ月の芸術祭期間中、有料展示20サイトの中で最も多い1万9055人の来場があった人気作品だ。
北京五輪へ白馬で合宿 中国のスノーボードジュニア訓練隊 支援に感謝村長表敬

 中国のスノーボードビッグエアジュニア訓練隊のナショナルチーム(王化粱団長)が、16日から7月4日まで夏合宿のため白馬村を拠点に練習に励んでいる。一行は20日、白馬村役場の下川正剛村長を表敬訪問し、白馬での支援に感謝するとともに北京冬季五輪に向けた健闘を誓った。
 中国でスノーボードのナショナルチームが始まったのは2003年で、ジュニアチームは2005年に発足。歴史は浅いが平昌冬季五輪のメダリストを輩出するなど力をつけている。ナショナルチームは選手強化のため夏場は半年以上海外で合宿を行っている。白馬での合宿は2年ぶり2回目。長年交流のある北アルプス日中友好協会の理事長の大塚善弘さんの宿で一行を受け入れ、選手が存分に練習ができるよう、全面的に支援している。
地域一丸にがん対策=@小谷で県条例5周年シンポ

 小谷村商工会館で17日、県がん対策条例制定5周年事業の記念シンポジウムが開かれた。県議会がん対策連盟(会長=宮澤敏文県議)と村の同シンポジウム実行委員会(栗田武会長)の共催。埼玉医科短大名誉教授の和合治久理学博士の講演と、条例の起案者・宮沢県議とのディスカッションが行われ、行政や地域が一丸となって総合的にがん対策を推進し、安心して暮らせる社会を構築することの大切さを改めて考え合った。
中綱湖周辺の自然写す50点 大町で27日まで 西山さん写真展

 大町市平青木の西山保さん(81)=全日本写真連盟安曇野支部会員=の写真展「トンボと里の四季」が27日まで、同市八日町のギャラリーいーずらで開かれている。中綱湖周辺で見ることができるイトトンボやオニヤンマなどの姿を中心に身近で見られる自然を写した写真50点を展示している。入場無料。
 西山さんは40年以上前から写真を撮り続け、個展は平成17年以来2回目の開催。現在はニコンのデジタル一眼レフカメラを使い、身近な自然を中心に撮影に取り組んでいる。
小型ロボットでプログラミング ヤフー白馬ベース小学生向け体験教室

 白馬村のノルウェービレッジのYahoo!JAPAN白馬ベースでこのほど、小学生向けプログラミング体験教室「Hack Kids(ハックキッズ)」が開かれた。Ozobot(オゾボット)」と呼ばれる超小型ロボットを使ったプログラミングの基礎を学んだ。
 Ozobotは紙に描かれた線をたどって動くプログラミングロボット。子どもたちは3つのグループに分かれ、Yahoo!の現役エンジニアやデザイナーを講師に、Ozobotの動かし方の仕組みを教わり、目的の位置まで動かす使い方を学んだ。
東京・日光観劇の旅満喫 大糸タイムス友の会20周年記念

 大糸タイムス友の会(坂中正男会長)は17日と18日、同会発足20周年のバス旅行を実施した。日帰り・1泊2日の2コース合わせて69人が参加し、東京・明治座の三山ひろし歌謡ショーなどを楽しんだ。
 同会は平成10年6月に、大糸タイムスの広告主を中心に会員数150人で発足。会員交流や親睦とともに、スポーツ、文化、健康をテーマにした地域振興を図っている。
 旅行は、東京浅草浅草寺をお参りし、仲見世を見学したあと明治座へ。ショーは、紅白歌合戦でも歌われた「男の流儀」「お岩木山」などのヒット曲の他、ちあきなおみのカバー曲メドレーなどが歌われ、観客も一緒に口ずさんだり、「ひろし」コールで盛り上がり、堪能した。
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