2018年6月30日(土)付

多くの「おどり連」で盛大に 大町やまびこまつり40回節目募集7月6日まで延長

 ことしで40回目を迎える「大町やまびこまつり」(8月4日開催)の実行委員会は、29日を予定していた「おどり連」の募集締め切りを7月6日まで延長する。実行委事務局の市商工労政課の駒澤晃課長は「より多くのおどり連に参加してもらい節目の祭典を盛り上げたい」と呼び掛ける。
 ことしのおどり連募集は29日までに、例年並みの53団体から申請があった。平成22年の第32回には過去最多の82連3532人がエントリーしたが、参加連は右肩下がりで近年は50〜60連で推移している。昨年は60連約2600人だった。
 節目を盛大にしようとおどり連の募集締め切り延長を決めた。今年は40回を記念し全参加連に感謝状とオリジナル缶バッジを贈呈する。

 問い合わせは市商工労政課電話0261-22-0420まで。
天空のお花畑をつくろう! 白馬五竜高山植物園植栽や観察で環境理解を

 白馬村の白馬五竜高山植物園で24日、「北陸コカ・コーラ PRESENTS 天空のお花畑をつくろう!」イベントが開かれた。長野市などから15組約50人の親子連れなどが参加。この日は梅雨の晴れ間の絶好の好天に恵まれ、過去最高のイベント日和となった。参加者は存分に自然とふれあいながら高山植物のコマクサの植栽や自然観察、水の勉強会などを体験し、生物多様性・環境保全への理解を深めた。
 開会式で北陸コカ・コーラボトリング広報環境部のグループリーダー・殿村弘一さんが「今日は自然と水について考えながら楽しく過ごしましょう」とあいさつ。その後参加者は同園のスタッフの案内で、園内の高山植物を観察しつつ、コマクサの苗の植栽を行う「白馬五竜岳山頂モデル」に向かった。植栽地では実生から育てたコマクサの苗を手に、家族で協力しながら群落地に苗を植えていった。
ゲンジ光りの乱舞始まる 白馬乗鞍高原ホタルの郷公

 小谷村のホタルの名所として知られる、白馬乗鞍高原ホタルの郷公園で、ホタルの乱舞が始まっている。7月上旬まで、ゲンジボタルのピークとなる見通しで、毎夜観光客が訪れている。
 27日夜は雨模様ながら、約150匹のゲンジボタルと数匹のヘイケボタルの姿が見られた。横浜市から訪れた宿泊客は「手の中に入ってきて光っていました。こんなに近くで見られるなんて」と喜んでいた。
 午後8時から9時にかけて、ホタルの会の会員が案内する。来場者には協力金100円を呼び掛けている。問い合わせは同会TEL080・2258・7739まで。
全国大会での健闘誓う 松川の小学生3人空手選手権

 松川村の小学生空手選手3人が27日、村役場を訪れ、第18回全日本少年少女選手権大会(8月4・5日、東京武道館)への出場を平林明人村長に報告、健闘を誓った。
 3人は第16回県小学生選手権大会(5月20日、駒ケ根市)に出場し、学年男女別の各部門で上位入賞。形で松川小学校2年の大方凱元(ときまさ<)君(7)が優勝、4年の藤澤心暖(こはる)さん(9)が準優勝、組手で3年の武田汰心(たいしん)君(9)が準優勝を果たし、全国への切符を手にした。
早くも梅雨明け6月中は初 厚い雲吹き飛ばす岳陽祭PR

 気象庁は29日、長野県を含む関東甲信越地方が梅雨明けしたと見られると発表した。昭和26年の統計開始以来最も早く、6月中の梅雨明けは初めて。昨年より7日早く、平年より22日早い。
 大町市内は日中、厚い雲に覆われたままで梅雨明けの様相は感じられなかった。中央通り商店街には、30日と1日に一般公開となる大町岳陽高校文化祭「岳嶺祭」をPRする生徒たちの姿が広がった。コスプレした生徒たちは、どんよりとした天候を吹き飛ばすかのように元気な声で来場を呼び掛けていた。
けがれ清める「夏越の大祓式」 大町王子神社できょうから万灯祭も

 大町市の若一王子神社(竹内直彦宮司)で30日と7月1日午後5時から9時まで、けがれや罪を祓う「夏越なごしの大祓おおはらい式」が行われる。事業所や住民から献灯された約2000の提灯で境内を飾る万灯祭もあわせて開催。優しい明かりに照らされる中、心を清める。
 前日の29日は、鳥居周辺で、大祓式の入口となる「茅の輪」づくりが行われた。早朝に刈ってきたカヤを、神職2人で直径2bほどの円状に仕上げていった。竹内宮司は「これまで半年の罪やけがれをはらい、残りの半年が心身健やかに過ごせるよう願いを込める」と話した。
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