2018年7月15日(日)付

連休の真夏日渓流で涼 国営公園大町・松川サマーイベント始まる

 三連休初日の14日、大北地域は各地で30度を超える真夏日となった。国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では同日、夏のイベント「サマースプラッシュ」が始まり、涼を求める家族連れなどが水遊びを楽しむ姿が見られた。
 大町市の最高気温は午後2時現在、32・2度で今年最高を記録した。国営公園の渓流レクリエーションゾーンの河畔広場(大洞下堰(えん)堤下)では、乳川の流れと堰堤をそのまま生かした夏の定番イベント「スプラッシュリバー」が人気。北アルプスの山々から流れ出る渓流の中を子どもたちが水しぶきを上げながら「気持ちいい」とはしゃぎ、冷たい流れの中で思う存分水遊びを楽しんだ。
地域の魅力調べ編集発信 白馬でウィキペディアタウン

 県北アルプス地域振興局と白馬村は14日、ネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」の編集を通じて地域の魅力を再発見し発信するワークショップ「ウィキペディアタウンin白馬村」をヤフー白馬ベースで開いた。村内や県内外から約30人が参加。まちめぐりや編集作業を通じ、白馬の魅力を見つめなおした。
 ガイダンスで、ウィキペディア日本語版の編集執筆者2人が講演。1人は「中立的な観点(両論併記)・独自研究は載せない(未発表情報ではない)・検証可能性(引用元の資料を明らかにする)」という考え方について紹介し、その視点から資料の重要性を示した。伝える目的を明確にするなど、記事に添える写真を撮影するポイントについても伝えた。
来庁者の避難誘導実践 池田町役場職員が消防訓練

 池田町は11日、職員を対象とした消防訓練を町役場で行った。約80人が業務時間中に、来庁者の避難誘導や消防署への通報、庁内の消火栓を使った初期消火などを行う実践的な訓練で、防災意識の高揚を図った。
 訓練はボイラー室付近から出火したとの想定で行い、職員たちは非常ベルが鳴り響く中、「火事だ逃げろ」と叫びながら各部屋のドアを叩いて回り、逃げ遅れた人がいないか確認していた。屋外では正しい消火器の使い方の体験や、消火栓からホースを延ばしての放水を行った。
多言語で松川#ュ信誘客へ 5カ国語6種類観光パンフレット製作

 松川村は、外国人観光客の誘客につなげようと、多言語パンフレットを新たに製作した。村役場など村内公共施設に置く他、村のホームページにも掲載予定で、国内外へのPRに役立てる狙いだ。
 パンフレットは日本語と英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語の5カ国語6種類。それぞれ2万部を用意した。横60×縦30aほどで両面カラー。持ち運びに便利な6分の1サイズに折りたためる。
水上の巨大遊具で自然満喫 大町「青木湖ゆうえんち」オープン

 大町市の青木湖畔に、湖上の遊具などで遊べる「青木湖ゆうえんち」が14日、オープンした。水上遊具をはじめとしたさまざまなアクティビティで、自然の中でめいっぱい遊べる場を提供する。
 メインの常設水上遊具はエアーで膨らませた水上トランポリンやバナナボート、滑り台などがつながり、約30bの巨大な遊具に。遊んでいた子どもたちは上で飛び跳ねたりバランスを取りながら歩いたり、水中に飛び込んだりなどと、自在に楽しんでいた。
 カヌーやラフティングボート、サイクリング、ツリーブランコ、スラックラインなど、水陸のさまざまな楽しみを提供する。遊び放題で大人3000円、子ども2000円、付き添い500円。午前10時から午後4時まで。予約・問い合わせは小林さん電話090・4602・8702まで。
写真で見る「王子の祭り」 大町ちょうじや文庫蔵企画展 8月7日まで流鏑馬絵馬頒布も

 大町市八日町の塩の道ちょうじやは21、22日の若一王子神社例祭に合わせ、文庫蔵企画展「王子のお祭り 昔々の写真展」を開催している。県無形民俗文化財で祭りの伝統行事の「子供流鏑馬(やぶさめ)」を題材とした同神社の絵馬の頒布も始まった。
 写真展は、地域の伝統あるお祭りを市民や観光客にもっと知ってもらい、盛り上げようと毎年開く。明治から昭和30年ごろまでの30点ほど。貴重な写真や、流鏑馬の射手「ぼぼ」を務める子どもの1日を追ったスナップ写真などが展示されている。8月7日まで。
 開催中の開館は午前9時、最終入館午後4時30分。第3・4水曜日休館。入館料大人500円、小中学生250円。問い合わせは塩の道ちょうじや電話0261-22-4018まで。
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