2018年7月21日(土)付

県宝「大黒町舞台」節目の年 地域超え引き継ぐ「宝」 松本の保存会見守り組み立て

 若一王子神社の例祭を翌日に控えた20日、県宝に指定される「大黒町舞台」の組み立て作業が大町市の大黒町公民館で行われた。今年は舞台建立180年、松本市の旧本町2丁目から舞台を購入して130年の節目の年。旧本町2丁目を中心に松本深志舞台保存会の関係者が作業を見守るなど地域の枠を超えて大切にされる「宝」に思いをはせた。
黒沢ヒュッテ国登録文化財に 文化審答申 岳都・大町の歴史伝える

  国の文化審議会は20日、大町市平黒沢高原の東京芸術大学山岳部黒沢ヒュッテを国登録文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申した。市関係者は「山岳文化都市」の歴史を知る貴重な文化財として、大町の情報発信につながればと期待を寄せる。市内では八日町の旧塩問屋・平林家住宅(塩の道ちょうじや)に続く2件目。
乳幼児に正しい水分補給を 白馬 夏の熱中症予防で講義

 白馬村の子育て支援ルームでこのほど、村の栄養士を講師に乳幼児の保護者を対象にした、夏場の正しい水分補給についての講義が行われた。脱水症や熱中症予防に効果的な手作り飲料を紹介し、小さな子どもに健康的な水分補給を行う大切さに理解を深めた。
移住希望者村長が歓迎 松川 魅力体感ツアーで地域と交流

 松川村はこのほど、移住希望者を対象に1泊2日の魅力体感ツアーを村内で行った。関東・中京圏などから4組7人が参加した。昨年度、総務課1万人復活特命係が設置されたことを機にツアーを開始し、3回目の実施となった。
地元の事業所で仕事学ぶ 池田 高瀬中2年生が職場体験

 池田町の高瀬中学校は18日と19日、職場体験学習を町内を中心とした事業所で行った。2年生72人がそれぞれ希望する職場で仕事を体験しながら、やりがいや苦労を学び、進路選択の参考にしていた。
 同校では今年、生徒たちに地元の産業を知ってもらい、郷土愛の育成につなげようと、町内に比重を置いて受け入れ企業・事業所を選んだ。製造や飲食、福祉、医療、公共サービスなど40事業所が協力した。
鷹狩山頂の信濃大町実景舎 国際芸術祭の感動再び きょうから期間限定公開

 昨年6月から7月にかけ大町市内で初開催された北アルプス国際芸術祭(市主体の実行委員会主催)で、鷹狩山山頂に展示された「信濃大町実景舎」の一般公開が21日から期間限定で始まる。2020年の次回芸術祭開催に向けたイベントに位置付けた公開だ。
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