2018年7月28日(土)付

松糸道実現、少子高齢化対策… 知事選へ大北地域注目 8月5日投開票

 任期満了に伴う県知事選挙(8月5日投開票)は、ともに無所属で、3選を目指す現職の阿部守一氏=自民・立民・国民・公明・社民推薦=と新人で元上田市議の金井忠一氏=共産推薦=が一騎打ちの舌戦を展開している。県が事業主体となる地域高規格道路松本糸魚川連絡道路(松糸道)計画は、一部ルート案が固まりようやく現実味を帯びるなど、大北地域にかかわる県政課題は多い。他地域に比べて急速に進む少子高齢化・人口減少への対応など、大北の今後にとっても重要な選挙戦と認識する住民は多い。
 大北5市町村で構成する北アルプス広域連合の牛越徹連合長(大町市長)は、「大北地域を含め、少子高齢化や人口減少に頭を悩ませる市町村は多い、その取り組みに対する一層の支援を。産業振興や働く場の確保などを進める上で重要になってくるのは交通網の整備、松糸道の一日も早い着工をお願いしたい」と今後の県政に期待を込める。
全日本MTB大会で優勝 白馬北小6年 山田愛太さん「世界めざす」

 白馬村の白馬北小学校6年生の山田愛太さんが、「第31回全日本マウンテンバイク(MTB)選手権大会」(22日、富士見町・富士見パノラマリゾート)のクロスカントリーのXCOキッズHi男子の部門で優勝した。スキーで知られる白馬で、夏のスポーツ大会でも全国で活躍するジュニアアスリートの将来に大きな期待が寄せられている。
 山田さんは自転車が大好きで、小学校1年生から本格的にマウンテンバイクを始めた。3年生の時にはジュニアオリンピックで優勝するなど、実績を重ねている。
台風影響 池田祭り中止に きょう夕方 長野県に最接近

 台風12号は強い勢力を保ったまま、28日にも本州への上陸が見込まれる。同日夕方から夜にかけて大北地域を含む長野県に最接近するとみられる。強い雨風が予想され、週末のイベントを直撃しそうだ。池田町は28日開催予定だった「第34回池田ふるさと祭り」の中止を決めた。
 池田ふるさと祭りの中止は初めて。台風の情報を注視する中、来場者や出演者の安全等を考え26日午後の時点で中止を判断した。
音楽楽しみ夕涼み=@松川で恒例のコンサート

 松川村のリンリンパークでこのほど、恒例の「夕涼みコンサート」(村公民館・すずの音応援団ガーデンクラブ主催)が開かれた。夕暮れ時の爽やかな風を感じながら、心地よい音楽に身を委ねた。
 地元で活躍するグループが、躍りや演奏を披露した。フラダンスグループ「ハーラウフラ オ カ レイ ナニ」は、夕暮れ時の有明山を背に、優雅で甘美な踊りを7曲披露し、南国の世界へと誘った。
野外活動で仲間と協力 大町市子ども会育成連 木崎湖でリーダー研修会

 大町市子ども会育成会連絡協議会のジュニア・シニアリーダー研修会が27日と28日、平の木崎湖キャンプ場で開かれている。小中高校生ら約30人が参加し、テント張りや食事作りなど野外活動を通して仲間と協力する心や行動力を培っている。
 27日は、宿泊するためのテントを設営。事前に練習したかいもあって、仲間と協力しながらスムーズに骨組みを組み立て土台を固定していた。周囲の危険箇所を探したり危険箇所をどのように気をつければ良いか考える「危険予知トレーニング」やカヌー体験など、楽しみながら技能を身に付けていた。
「気を付けて運転」呼び掛け 池田松川安協 道の駅池田に指導所

 池田松川交通安全協会(中山崇会長)は「夏の交通安全やまびこ運動」期間中の25日、交通指導所を池田町の道の駅池田に開設した。安協各支部や大町署、池田町、松川村、県北アルプス地域振興局などから約120人が参加し、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
 参加者は厳しい暑さの中、「飲酒運転追放」「シートベルト全席着用」などと書かれたのぼりを手に、啓発活動に汗を流した。「花とハーブの里」にちなんだ花の種とチラシをドライバーに手渡し、「気を付けて運転してください」と訴えた。
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