2018年８月１日付

2018年８月１日(水)付

「黒部の太陽ウィーク」始まる　上映50周年　トロリーバス最終年　大町で多彩に催し

　映画「黒部の太陽」上映50周年と関電トンネルトロリーバス運行最終年に合わせた企画「黒部の太陽ウィーク」が1日から大町市街地などで始まる。映画撮影時の写真パネルやグッズの展示などさまざまな催しがあり、トロリーバスラストまで111日前となる11日には各種体験無料のカウントダウンイベントが開催される。
　ＪＲ信濃大町駅向かいの旧国際芸術祭インフォメーションセンターでは「特別展」を実施。黒部の太陽上映当時の予告編を流したり、石原裕次郎記念館グッズの特別販売、同映画の撮影エキストラなどでつくる愛知県の「豊川黒部の太陽の会」が提供する「お宝グッズ」を展示する。開場は午前9時半から午後4時まで、入場無料。

現･新真夏の一騎打ち　８月５日投開票白馬村長選が告示

　任期満了（８月６日）に伴う白馬村長選は７月31日、告示され、届け出順に現職１期の下川正剛氏（72）＝無所属、北城野平＝と新人で元村議の篠﨑久美子氏（58）＝無所属、神城三日市場＝の２氏が立候補し、一騎打ちによる真夏の激戦が始まった。投票は５日。
　各派はそれぞれ出陣式で第一声を上げ、支持者が必勝を誓い一致団結した。下川氏は「さらなる前進」、篠﨑氏は「未来へ希望のバトン」をスローガンに、それぞれ観光振興や子育て支援､福祉の充実などの政策を掲げて舌戦を繰り広げる。

松川中4競技で北信越へ　陸上3年　原選手は初の全中も

　松川村の松川中学校から、陸上・新体操・バドミントン・ソフトテニス4競技の選手18人が、第39回北信越中学校総合体育大会（7～10日、石川県）に出場する。出場選手がこのほどに村役場を訪れ、平林明人村長に報告、健闘を誓った。
陸上
　陸上部は選手3人が6月30日と7月1日に松本市で開かれた県大会で上位入賞を果たし北信越進出。うち3年・原知愛（15）が100㍍ハードルで、第45回全日本中学校陸上競技選手権大会（8月18～21日、岡山県岡山市）への出場も決めた。
バドミントン
バドミントン部は7月14日に松本市で開かれた県大会の団体戦で優勝し、初めての北信越進出を果たした。
新体操
　新体操部は、7月14日に伊那市で開かれた県大会の団体戦で3連覇を達成、4年連続の北信越出場を決めた。
ソフトテニス
　ソフトテニス部の3年・和田知里（14）と岡村亜美（14）は、7月14日に松本市で開かれた県大会の個人戦ダブルスで6位入賞、初めての北信越出場を決めた。

地元ヒメマスつかみ歓声　大町　青木湖漁協小学生を招待

　大町市の青木湖漁業協同組合（西山勘十郎組合長）は7月31日、組合で養殖したヒメマスのつかみ取りイベントに、平湖端地区の小学生らを招待した。青木湖畔にある組合の姫鱒増殖センターに集まった子どもたちは、元気よく泳ぐ魚を追い掛け、つかまえた魚でバーベキュー。夏休みのひとときを楽しんだ。
　イベントは、地元に生息する淡水魚に親しむことで、環境保全や地産地消つなげようと、湖端地区児童会保護者会が主催する夏休み企画お楽しみ会に合わせ初めて開催した。青木湖漁協はこれまで、子どもたちの夏休みに合わせ毎年、中綱湖でのヒブナ放流を実施してきたが今年から趣向を変えた。

千羽鶴に「平和」願い込め　ＪＡ大北　広島記念式典に献呈

　広島市で6日に行われる平和記念式典に献呈する千羽鶴の受託式がこのほど、大町市常盤のＪＡ大北ときわ支所で行われた。支所に隣接する市ふれあいプラザを利用する高齢者や子どもたち、ＪＡ大北各支所の利用者らが制作した恒久平和の願いを込めた約2300羽の千羽鶴が広島に届けられる。
　千羽鶴献呈は、支所と隣接する市ふれあいプラザ利用者の児童や高齢者が交流する中で平和を願おうと始まった今年で15年目の取り組み。ＪＡ大北の支所窓口や同児童クラブ、市ふれあいプラザで千羽鶴を受け付けてきた。

仲間と協力地域を〝探検〟　大町市平子ども会育成協　小学4～6年生が野外活動

　大町市平地区子ども会育成協議会（海川明文会長）はこのほど2日間の日程で「たいら子ども探検隊」を実施した。地区内の小学4～6年の17人が参加。身近な地域の魅力を知り、仲間で協力して絆を深める体験を通して、生きる力を培った。
　夏休みを利用して開く恒例行事。今年は、自己紹介とＫＹＴ（危険予知トレーニング）の後、鹿島槍スポーツヴィレッジに移動。黒沢リバーウォークやバーベキュー、竹の水鉄砲作りやアウトドアでのアイスクリーム作りなどを行った。テント設営やバーベキューの食材準備なども手分けして協力した。

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