2018年8月11日(土)付

選んで体験成長の夏 大町「キッズデイ」に小学生200人

 小学生向け体験イベント「Kids Day(キッズデイ)」は10日、大町市平公民館を主会場に始まった。市内外から参加した1年生から6年生までの約200人の小学生が、11日までの2日間に自ら選んださまざまなアクティビティを体験し、成長の夏を大町で経験している。
 子どもたちはスポーツやアウトドア、クラフトなど35種類の講座の中から、自ら「やりたい」と望んだ計4回の体験を選んだ。大町西小4年生の三澤美月さんは、木崎湖でのSUP(スタンドアップパドルボード)、おやつづくり、消防団体験、アイシングクッキーづくりを選択。「SUPは初めてで楽しみ。2日間いっぱい楽しみたい」と話していた。
お隣同士の助け合い 池田と生坂が災害協定

 池田町と生坂村は9日、災害時相互応援協定を結んだ。隣接する自治体同士で培った絆を生かし、災害だけでなく除雪や火災の消火、行方不明者の捜索なども想定した“助け合い”を明文化した。
 協定は両町村議会でつくる池坂やまびこ会が、地域の共通課題を検討する中で提言した。災害発生時の避難所開設や住民の受け入れ、資材の支援などの他、緊急の事態が発生した場合、「互助友愛精神」に基づき応援活動を行うと定めている。
 調印式は町創造館で行われ、両町村の職員や議会議員計約30人が出席。甕聖章町長と藤澤泰彦村長が、町議会の那須博天議長と村議会の平田勝章議長の立ち合いの下、協定書に署名した。
湖面彩るスターマイン 木崎湖花火大会、灯篭流し15日に

 大町市平木崎湖で15日、お盆恒例の「第76回木崎湖花火大会と灯とう篭ろう流し」(水と光と灯りの祭り実行委員会、大町市など主催、大糸タイムス社など後援)が開かれる。湖上に約1000発のスターマインやナイアガラなどが打ち上げられ、湖面を色とりどりの灯篭が彩る。実行委員会は「木崎湖花火大会は、頭上に上がる迫力の花火と山が近いためこだまする音を楽しむことができる。家族や集まった親戚などみんなで一緒に見に来てもらえれば」と話している。
 問い合わせは事務局のゆーぷる木崎湖TEL0261-22-6608か市観光協会TEL0261-22-0190まで。
ゲーム楽しみ認知症予防 小谷健康運動指導士に学ぶ

 小谷村の地域包括センターはこのほど、村役場で「認知症勉強会」を開いた。同村の「Sウェルネスクラブ小谷」の荻澤ひとみ健康運動指導士を講師に、認知症予防に効果的な運動を学び、認知症を身近な問題として、地域全体で支える介護について理解を深めた。
 荻澤さんは加齢による物忘れと認知症の症状を比較しながら、日常生活で起きる認知症の症状を説明。脳の活性化につながるという、目で見るもの、文字で読むものが異なるものを判断する「色読みテスト」を紹介した。「意外に難しい」と話しながら、ゲーム感覚で楽しんでいた。
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