2018年8月29日(水)付

地域で守る「八坂の大滝」 大町石原地区住民が整備に汗

 大町市八坂石原地区では、地域ぐるみの景観保全が行われている。住民たちが地元が誇る名勝「八坂の大滝」に親しんでもらおうと、花壇整備や草刈りなどに汗を流している。
 大滝は切り立った崖から水が流れ落ち、冬季には滝が凍って巨大な氷柱が姿を現す。毎年、アマチュアカメラマンなど多くの行楽客が訪れる人気の観光スポットでもある。周辺には弘法大師を祭ったお堂や「権現様」のほこらがあり、住民たちの心のよりどころにもなっている。
夏の終りに合唱の響き 白馬でコンサート リトアニアからも出演

 白馬村のウイング21を会場に26日、「第29回白馬合唱祭・夏の終りコンサート」(実行委員会主催・大糸タイムス社など後援)が開かれた。白馬の夏の最後を、音楽愛好家の合唱の響きで締めくくろうという地元主体の手作りコンサート。今年は村内外の合唱団体に加え、参加団体との長年の交流が縁で、合唱王国リトアニアから、名門ビリュヌス大学女声合唱団のメンバーが出演。国境や世代を超えた数々の美しいハーモニーが、自然豊かな白馬に響き渡った。
見守り居住施設建設へ 小谷村介保対象外の高齢者も

 小谷村は、すべての住民が安心して暮らし続けられる村づくりに向け、介護保険などのさまざまな制度にとらわれず、見守りが必要な高齢者が利用できる「安心居住施設」の建設に着手する。場所の選定が終わり、設計委託業者の選定に入る。
 施設は、見守りが必要な介護保険適用外の高齢者を対象にミドル・ショートステイが可能な居住機能個室15室、介護保険の通所介護を担うデイサービス機能、福祉避難所やコミュニティー活動の場となる交流機能、宅配弁当を調理する配食サービス機能を集約する。
ゲームやものづくり体験 池工祭一般公開にぎわう

 池田町の池田工業高校(小林武広校長・生徒365人)は25日と26日、文化祭「第56回池工祭」を一般公開した。ものづくりに取り組む工業高校ならではの催しで、初日から子ども連れなど多くの来場者でにぎわった。
 建築科、機械科、電気情報システム科の生徒らが、それぞれ課題研究や授業で取り組んだ製作物やコンテストの入賞作品などを展示した。脳トレゲームづくりやエアホッケー、エアブラシ体験など、電気技術や建築資材などを使ったものづくりやゲームが多数用意され、子どもたちに人気だった。
個性と技光る美術767点 松川の松澤さん洋画で入賞 県展松本で9月2日まで

 第70回記念「長野県美術展(県展)」(運営委員会主催)が9月2日まで、松本市美術館で開かれている。県内公募で集まった作品の中から767点を展示。大胆な色使い、特徴ある構図、ユニークなモチーフなど、個性と技術が光る力作が会場を埋め、大勢の来場者が鑑賞を楽しんでいる。大北地域からは松川村の松澤興成さんが入賞した。
 開館は午前9時から午後5時まで(最終日3時)。入場料は一般500円、中高生300円。70歳以上と中学生以下、障がい者と付添人1人まで無料。問い合わせは事務局の岩垂さんTEL090・8944・3636まで。
元気に走りあふれる笑顔 夏空の下 運動会に700人 大町市常盤地区

 大町市常盤公民館は26日、平成30年度(第53回)常盤地区運動会を大町南小学校グラウンドで開いた。未就学児から高齢者まで約700人が参加。真夏を思わさせる日差しの下、競技に、応援に元気な声を響かせた。
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