2018年9月9日(日)付

北ア山麓の風景車窓から 大町JC 「大糸線風っこ号」運行

 大町青年会議所(JC、内山彰博理事長)は8日、北アルプス山麓を鉄道で優雅に旅する「大糸線風っこ号」の運行イベントを、JR松本〜南小谷駅間で開催した。あいにくの雨で山々は雲に隠れてしまったが、県内外から参加した乗客約100人は、広い車窓からのどかな田園風景を眺め、車内や各駅で行われた多彩なイベントを楽しんだ。
「大町山フェス」魅力発信 体験や学習イベント多彩

 県や国の定めた「山の日」に合わせて山岳観光都市大町を発信する「信濃大町山フェス2018」(実行委員会主催)が8日、大町公園・県山岳総合センター・大町山岳博物館で開かれた。あいにくの雨模様ながら、約500人の来場者がラジオの公開録音やライブ、さまざまな体験などのイベントを楽しんだ。
地域資源「棚田」を考える 小谷で全国サミット開幕

 全国棚田(千枚田)連絡協議会が主催する「第24回全国棚田千枚田サミット」が8日、小谷村で開幕した。「『集う』仲間と『守る』暮らし〜北アルプスの水と土で育む棚田の絆〜」をテーマに、全国から約650人が参加。9日まで、棚田を活用した地域の取り組みに関する事例ディスカッションや棚田の未来を考える分科会、原風景が色濃く残る村内外を巡る「北アルプスめぐりツアー」などを通じて交流を深める。
つむぐプロジェクト 住民と触れ合い調査 大学生 池田めぐり課題探る

 若者らが池田町の課題を探って解決策の実践に取り組む「池田つむぐプロジェクト」は、このほど3日間にわたって町中の課題を探るフィールド調査を行った。住民らと触れ合いながら、町の現状把握や課題発掘に努めた。
 6月の初回に続く第2回で、長野大学、信州大学、山梨学院大学から約20人の学生が参加。広津の公民館で合宿をしながら、商店街、空き家、子育て支援、観光、限界集落、情報発信の6つのテーマで、グループごとに調査を進めた。
非日常「ハレ」創るアート 大町市内各所で原始感覚美術祭 木崎湖畔でフィナーレ

 太古の昔にあった感覚を呼び戻す「原始感覚美術祭2018」(NPO法人原始感覚舎主催)がこのほど、大町市内各所で行われた。祭りや儀礼の非日常「ハレ」と、日常である「ケ」、木崎湖畔の水が融合した「水のハレとケ」をテーマに国内外のさまざまなジャンルのアーティストが集まり、3日間にわたって「ハレ」を創り上げた。
地区や世代超え節目の熱戦 白馬村民運動会60周年

 白馬村公民館はこのほど、同村スノーハープ競技場を会場に「60回白馬村村民運動会」を開いた。今年は60周年、さらに平成最後という2つの大きな節目を迎えた。記念の大会を地域の絆を深め、歴史に残る最高の運動会にしようと、乳幼児から高齢者まで450人余りの村民が参加。秋らしい爽やかな風が吹き抜ける絶好の運動会日和の中で、地区や世代を超えて盛り上がった。
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