2018年10月24日(水)付

大町のNPO 東小3年生が体験 タマネギ植え農≠モれる

 大町市の大町東小学校3年生36人が23日、同市社閏田のNPO法人「仁科の里造り」の畑でタマネギの植え付け体験をした。土をいじり苗を植え付け、身近なタマネギがどうやってできるのか、体験を通じて学んだ。
 土に触れる楽しさや農作物を育てる大変さを知ってもらおうと、体験学習をNPOが主催して実施。体験の前には、紙芝居でタマネギの歴史や栽培過程を分かりやすく説明した。「長野県はタマネギの栽培量が全国20位」など、児童たちはメモを取っていた。
校庭で野外料理楽しむ 白馬南小 伝統の「かまめし会」

 白馬村の白馬南小学校(倉科浩美校長、児童103人)でこのほど、同校の伝統行事「かまめし会」の体験学習が行われた。校庭にかまどを手作りし、まきで調理をして交流を深めた。
 児童会長の松澤岳拓さんが「協力しておいしいかまめし会にしましょう」とあいさつし、野外料理を開始した。今年は飯ごうで米を炊き、カレーやシチュー、ポトフなどの煮込み料理を一品、デザートに果物を添えて味わった。学年行事でキャンプを体験した高学年がリードして手本となり、縦割りの8班に分かれて調理に取り組んだ。低学年も野菜を洗ったり切ったりと、今の自分ができることを分担して、どのグループも手際よく調理を進めた。
イモ掘り通じ異世代交流 小谷村保園児と宮沢さ

 小谷村保育園の園児がこのほど、同村峯地区の宮沢治男さんの畑で、サツマイモの収穫を体験した。土の感触を楽しみながら、大きなイモを見つけて歓声を上げ、異世代交流を深めた。
 作業しやすいよう、宮沢さんが事前につるを刈り取ってくれた畑に、園児は一列になって入り、小さな手を土まみれにしながらサツマイモを収穫していった。今年も出来が良く、つるを引っ張ると大物が続々と姿を表し、子どもたちは「大きいね」と大はしゃぎだった。収穫したサツマイモは、園で焼いも大会を行い、味わうという。
紅葉背景にサクラ開花 池田町陸郷 2度咲きの十月桜見頃

 池田町陸郷のサクラの名勝・桜仙峡で、年に2度開花する「十月桜」が見頃を迎えている。紅葉が始まった山々を背景に薄紅色の花を咲かせ、住民や行楽客などの目を楽しませている。11月初旬ころまで見頃が続きそうだ。
 十月桜は地区住民でつくる登波離橋愛護会が春以外にも地域に親しんでもらおうと、サクラのビュースポットである豊盛公民館の前に3本を定植。今年は夏の猛暑の影響か、例年と比べて早めの開花だという。
リレーや縄跳び 熱戦展開 松川村 平成最後の運動会 特別賞も

 松川村公民館は21日、2018村民運動会を川西運動公園野球場で開いた。2年ぶりの開催は青空が広がる秋晴れに恵まれ、村民は分館ごとに16チームに分かれ、平成最後の大会に熱戦を繰り広げ親睦した。
 自転車の車輪を転がして走る「リムころがしリレー」や玉入れの「一球入魂」、縄跳びの「みんなでジャンプ」など多彩な競技で得点を競い合い、それぞれの分館が団結してしのぎを削った。
 会場には地区ごとのテントが並び、地元や家族からの「がんばれー」の声が響いた。小学生や保存会による村発祥の安曇節の踊りや、信濃国松川響岳太鼓の演奏も披露された。
足踏み脱穀機で作業に汗 大町 八坂小5年生が米作り学習

 大町市の八坂小学校(櫻井洋校長)5年生が総合的な学習の一環として取り組む「米作り学習」が今年も行われている。このほど、足踏み脱穀機での脱穀作業が行われた。
 同校の米作り学習は、稚苗を買わず播種・育苗から学ぶ。代かき、田植え、水の管理や草刈り、稲刈りまでを一連で体験する。今年は、学校近くの小さな棚田にもち米を植え、大平地区の北澤広佳さん(76)の指導と支援で収穫を迎えた。
 脱穀機は学校が所持するもので、毎年1度、活躍する。児童たちは懸命に足でペダルを踏みながら脱穀。唐箕を使い米を選別した。子どもたちは汗を流して秋の豊かな実りに喜び、半日かけて脱穀作業を行った。
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