2018年11月1日(木)付

にぎやかにハロウィーン

 ハロウィーン本番の10月31日、子どもたちが仮装を楽しんだり、親子で外国文化に親しんだりするイベントが各地で開かれた。華やかな仮装を施した子どもたちが秋深まる街に繰り出すなどして、にぎやかな笑い声を響かせた。

親子が英語で異文化学ぶ

 大町市児童センター(田中美和子所長)では、未就園児対象の人気教室「ハロウィーンに英語であそぼ」が開かれた。季節の行事で英語に触れ、異文化を理解してほしいと企画。未就園児26人と親が参加し、児童英語講師の筑地紀子さんによる手遊びや歌、読み聞かせで英語と祭りの由来に触れた。
小中学生力強く筆走らせ 白馬席書大会文化祭で展示へ

 白馬村公民館はこのほど、村役場多目的ホールで「第34回白馬村席書大会」(大糸タイムス社後援)を開いた。村内の小中学生50人が参加。その場で与えられた紙に全神経を集中させ、心を込めた作品を書き上げた。
 全員の作品は2日から4日まで同村ウイング21で開かれる文化祭で展示される。3日には本大会の優秀作品の受賞者の表彰式が行われる。プレイベントとして書道パフォーマンスの披露もある。パフォーマンスは午後2時から、表彰式は午後2時20分ごろを予定している。関係者は「多くの人に見ていただき、今後の励みにしてもらいたい」と話していた。
ホタルすみやすい環境を 小谷小2、3年生が幼虫放流

 小谷村の小谷小学校の2、3年生児童がこのほど、学校近くの塩の道公園の水路に、ホタルの会の会員が育てた250匹の幼虫を放流した。
 最初に会員の後藤俊文さんが、ホタルの生態やこれまでの飼育の経過について説明。ホタルのすみやすい環境づくりの大切さに理解を深めた。
秋晴れに黄葉映える大銀杏 池田長福寺

 池田町滝沢の曹洞宗長福寺の大銀杏(イチョウ)が、黄葉のピークを迎えている。北アルプスを背にそそり立つ大木の姿が、連日多くのカメラマンや見物人を引きつけている。
 大銀杏の推定樹齢は100年で、高さは約30b。訪れた人たちは、見事に色付いた大木の姿に感嘆しながら記念撮影をしたり、落ち葉拾いを楽しんだりしている。
 1日から4日までは、年に一度の釈迦涅槃(ねはん)図の公開を本堂で行う。お釈迦さまが入滅した時の様子を描いた涅槃図は、江戸時代中期に制作され、縦3b、横1・8bほどある。北安曇郡下で最古最大のものとして、町の有形文化財に指定されている。公開は午前10時から午後4時まで。
アルミ缶回収で環境保全 リサイクル協会 松川小中学校に初の感謝状

 松川村の松川小学校と松川中学校は10月29日、アルミ缶のリサイクルに取り組み自然環境の保全に尽力したとして、アルミ缶リサイクル協会から初めての感謝状を贈られた。
 松川小学校では児童会が毎月1〜2回、アルミ缶の回収日を設定。集まった空き缶を売却した収益で車いすを購入し、福祉施設に寄贈している。児童の参加率など優秀な成績を収めたクラスを表彰し、リサイクルの意識高揚を図っている。昨年は1年間で940`を集めた。
画家と造形作家がコラボ 荒井さん羽田さんちょうじやで二人展19日まで

 大町市八日町の塩の道ちょうじやで、市内在住の画家・荒井淳さん(50)=桜田町=と造形作家・羽田智憲さん(57)=九日町=による二人展「ちょうじや水族館」が開催されている。アクリル画とワイヤーアートのコラボレーションで、2人の個性があふれる水に関わる作品を展示した企画展。19日まで。
 荒井さんと羽田さんは「1人ではできないコラボならではの作品になった。想像以上のものが出来上がったので見に来てほしい」と話している。
 入館料500円。問い合わせはちょうじや電話0261-22-4018まで。
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