2018年11月24日(土)付

地域発展への功績たたえ 大町技能・農業、優良工事を表彰

 「勤労感謝の日」の23日、平成30年度大町市技能・農業功労者褒賞、市優良建設工事表彰が、同市のJA大北会館アプロードで開かれた。8個人に功労者褒賞を贈り、4事業所5工事を表彰。業界や地域発展への功績をたたえた。
 式典で牛越徹市長「皆さんが長年にわたり培ってきた卓越した技術は、今後の産業を支える大きな力として地域の経済、社会の振興を担い、まちづくりを推進するために欠かすことのできない活力を見出すものと確信している。今後も市が目指す市民参加と協働のまちづくりに一層の支援を」と協力を求めた。
降雪と冬季の安全祈願 白馬合同5スキー場開き

 白馬村内の2018―2019ウインターシーズンにおける、村内5スキー場の合同スキー場開き(白馬観光局・村索道事業者協議会主催)が23日、白馬ジャンプ場で開かれた。観光関係者ら約80人が参加。安全祈願祭と雪乞い神事が行われ、一日も早いまとまった降雪とシーズン中のにぎわい、安全を願った。
 昨シーズンは早い降雪があり、この時期にオープンしているスキー場もあったが、今シーズンは23日現在、各スキー場のゲレンデの積雪は多いところで15a前後にとどまっている。いずれのスキー場もまとまった降雪待ちで、12月初旬にはオープンを目指したいとしている。大町市、白馬村、小谷村の10スキー場で構成するハクババレーは今シーズン、昨シーズンの入り込み数155万5000人以上を目標に掲げている。
体と心つないで健康に 小谷「わさびの会」 介護予防に「きくち体操

 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」が主宰する介護予防事業「わさびの会」の今月の活動で、運動教室が開かれている。「身体に意識を向ける体操」と題し、元体操教師の菊池和子さんが考案した「きくち体操」を紹介。健康づくりに役立てようと、運動を通じた交流を深めている。
 きくち体操は、身体を意識して動かすことで、生きるために必要な筋肉を育てることを行う、体と心、脳とのつながりに着目した健康法。わさびの会では体のさまざまな関節を伸ばすストレッチや、関節をゆっくり回す運動を、ゆっくりと時間をかけて行うことをアドバイスした。
ゲートボール一丁目優勝 池田シーズン納めで表彰も

 池田町秋季ゲートボール大会(町ゲートボール協会主催)がこのほど、農村広場グラウンドで開催された。町内から9チーム約50人が出場しリーグ戦を展開。接戦を制して一丁目が優勝に輝いた。
 3コートで前半と後半に各3試合が行われ、チームメンバーへの声援が飛び交う中で熱戦が繰り広げられた。準優勝は鵜山、半在家が3位入賞を果たした。いずれも4戦3勝で得失点差により順位が決定した。
 今シーズン最後の大会となり、同協会の臼井通浩会長=半在家=は「予定していた大会すべてを無事に終えることができた」と語った。
温泉の湯でお菜洗い 信濃大町お葉漬け隊市内外から体験楽しむ

 冬の訪れを告げる風物詩「お菜洗い」が23日、大町市の大町温泉郷森林劇場脇広場で行われた。「信濃大町お葉漬け隊」の事業の初日で、市内外の人々が参加し、温泉の湯で野沢菜を洗い、漬ける郷土の昔ながらの光景が広がった。
 お葉漬け隊は、「信濃大町つけものや」とNPO法人ぐるったネットワーク大町が運営。重労働となる昔ながらのお菜漬け作業をみんなで楽しみながらできるようにと平成21年から取り組んでいる。今年は3日間に分けて市内外から総勢80人が参加し、隊で用意した野沢菜800`や持ち込みの野沢菜を漬け込む。
空き店舗で研究成果発表 一中3年生大町テーマに総合学習

 大町第一中学校3年生はこのほど、総合的な学習の成果発表「未来の大町プロジェクト2018」を、大町市中心市街地の空き店舗を利用して行った。
 大町をテーマに、総合学習の時間に活動した成果を一般公開。空き地と空き家、少子高齢化、人口減少、自然環境などの問題や課題を、生徒たちが自発的に取り上げて研究、展示パネルやレポートにまとめた。公開場所に空き店舗を選び、荷ぐるま市などのイベントでにぎわう日を開催日としたのも研究の一環。
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