2018年11月28日(水)付

夕方の交通事故に注意を 大町署など県多発警報に併せ啓発

 大町警察署、大町地区交通安全協会、県北アルプス地域振興局は26日、夕暮れ時の交通事故を防止する啓発活動を、大町市役所近くの信号のない三差路で行った。歩行者や自動車のドライバーに声を掛け、夜光反射材の活用や早めのライト点灯などを呼び掛けた。
ようこそ高校生ホテルへ 白馬高国際観光科2年生精一杯のおもてなし

 白馬村の白馬高校国際観光科2年生は27日と28日、高校生が運営・接客する「高校生ホテル」を白馬八方温泉しろうま荘で実施している。県内外から訪れた宿泊客を、高校生28人が精一杯の「おもてなし」で歓迎している。
 「民宿発祥の地でのおもてなし」をテーマに、村内を案内するツアーや客室の準備、料理の提供など業務のすべてにわたって、生徒が役割ごとの班に分かれ実施している。県内外から14組30人が予約し、満室に。宿泊客には県内外の高校関係者や保護者、3組の外国人を含み、同校への注目度の高さを感じさせた。
「現代の名工」茅葺き実演 小谷小 3年生村郷土館を見学

 小谷村の小谷小学校3年生がこのほど、社会科の授業の一環として、茅葺屋根の葺き替え工事を進めている村郷土館の見学を行った。葺き替えをしている、村内の茅葺き職人・松澤敬夫さん、朋典さん親子の説明を聞きながら、自然と共生した昔ながらの伝統建築の素晴らしさに理解を深めた。
 郷土館は村の歴史を伝える史料館。明治時代に移築され、長い間全国的に珍しい茅葺きの村役場として使われてきた。茅葺き屋根の葺き替えは25年ぶりで、前回も松澤さんが葺き替えている。
池田クラブA4年ぶりV 池田町 早起きソフトリーグ閉幕

 池田町早起ソフトボール連盟の今季リーグ戦(第34回大会)の閉幕式が24日、同町林中の多目的研修センターで開かれ、池田クラブAチーム(松澤範明監督)の4年ぶりの優勝を祝った。同チームの柏崎達徳さんが最高殊勲選手(MVP)に輝いた。
 今季リーグ戦は、5月13日の開幕から最終戦の8月18日まで4チームによる総当たり2回戦で争われ、池田クラブAが5勝1敗で優勝した。全6試合のうち5試合で2桁得点を挙げるなど圧倒的な打力で勝ちを重ねた。
秋深まる北ア山麓快走 松川村 年末マラソン大会

 第21回松川村年末マラソン大会(村アスリートクラブ主催)が25日、川西運動公園のランニングコースで開かれた。村内外の小学生から60代まで約60人が参加し、秋深まる北アルプス山麓を快走した。
酒造りの成功神に願う 大町伝統の三蔵合同「松尾様」

 大町市内の酒蔵3社(三蔵)はこのほど、若一王子神社の境内にある松尾社で「松尾様」の神事を行った。毎年、日本酒の寒仕込みが本格的に始まる時季に、三蔵合同で成功を願う例祭。
 「松尾様」は酒造りの祖神と伝えられる松尾大社(京都市)の尊称。大町では古くから三蔵が合同で祭り、例祭の記録は昭和14年の帳簿が残る。酒の造りに直接携わる杜氏、蔵人が集まって神事に臨むことも伝統で、今年は金蘭黒部蔵元「かぶちゃん信州酒造」の村山大蔵杜氏、白馬錦蔵元「薄井商店」の松浦宏行杜氏、北安大国蔵元「北安醸造」の山ア義幸杜氏と、三蔵の蔵人ら計11人が参加した。
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