2018年12月９日付

2018年12月９日(日)付

大町源流美麻太鼓15日記念演奏会　30年の〝響き〟舞台で披露

　大町市美麻の和太鼓チーム「源流美麻太鼓」は15日午後２時から、結成30周年記念演奏会「源流からの鼓動」を市文化会館大ホールで開く。「躍動感あふれる太鼓の響きで地域に活力を」をテーマに取り組んできた30年の集大成の披露と新たなスタートへ、小学生から40代までのメンバー30人が心を一つにステージに立つ。

大町に冬告げる雪うっすらと「冬用タイヤへ交換を」

　冬型の気圧配置が強まった影響で大町市は８日、山沿いを中心に雪に見舞われた。市内山田町の霊松寺では境内の山門や樹木などを雪がうっすらと覆い、本格的な冬の到来を告げた。
　長野地方気象台によると、県内北部では９日午前にかけて強い寒気が入り込み、広い範囲で雪が降る見込み。路面の凍結などによる交通障害が予想される。同気象台は「冬用タイヤへの交換やスピードを抑えた運転を」と呼び掛けている。

寄付｢返礼品｣で生徒に講義　ゆうちょ銀行市川さん　知識伝え白馬に貢献

　白馬村の白馬高校生徒が通う公営塾・しろうま學舎で７日、大の白馬ファンで金融のスペシャリスト・市川達夫さんの講義が開かれた。同校「高校生ホテル」支援のふるさと納税（ガバメント・クラウドファンディング）に対する「返礼品」として、講義を行う権利を取得。白馬を愛する県外のファンが寄付以外にどういう形で白馬に貢献できるか、新しい試みだ。

お年寄り満喫舞踊ショー　ライオンズクラブが奉仕　高瀬荘でクリスマス＆忘年会

　池田町の特別養護老人ホーム高瀬荘で６日、恒例の「クリスマス＆忘年会」が開かれた。高瀬ライオンズクラブ（ＬＣ、寺島正治会長）が施設利用者に楽しんでもらおうと、大町市の「養老劇団」を招待し、歌と踊りの舞台をプレゼントした。
　高瀬ＬＣは、地域の高齢者の長寿を願い、施設の開所以来約40年にわたって、イベントに合わせた奉仕活動を続けている。

高齢者宅訪問し安全啓発　大町安協　常盤支部が交通事故防止

　大町地区交通安全協会常盤支部（西澤則夫支部長）は「年末の交通安全運動」期間中の８日、大町市常盤で高齢者宅を訪問する啓発活動を行った。交通事故による死者の半数以上を占める高齢者の事故防止を図ろうと、歩行時の反射材着用などを呼び掛けた。

｢赤紙｣配り平和呼び掛け　大北母親連絡会各地の高校で実施

　太平洋戦争に突入した昭和16年12月８日から77年目を迎える前日の７日、大北母親大会連絡会は大町市の大町岳陽高校と池田町の池田工業高校、白馬村の白馬高校で旧日本軍の召集令状「赤紙」を複写した真っ赤なチラシを生徒に配る平和行動を実施した。次世代を担う若者たちに、絶対服従で若い命が絶たれた戦争の愚かさを訴えながら、恒久平和の大切さを呼び掛けた。

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