2018年12月15日(土)付

4中学校の地域学習紹介 大町のNPO冊子制作きょう発表会

 地域づくりに取り組む大町市のNPO法人ぐるったネットワーク大町は、市内4中学校の地域学習を記録した冊子「大町の未来をつくるV」を制作した。2016年度から行っている事業の最終年度で、生徒たちが地域と関わり、学んだ成果を見ることができる。15日には、サン・アルプス大町で開かれる「第9回市民参加と協働のまちづくりフォーラム」で中学生が学習の発表を行う。
大北スキー場に「恵みの雪」 大町鹿島槍きょう一部オープン

 大町市は14日早朝にかけ降雪となり、スキー場関係者にとって恵みの雪となった。鹿島槍スキー場では、降雪機による雪に加え、20a程度の自然降雪があり、当初の予定通り15日の一部オープンの準備が整った。長野地方気象台によると、大北地域を含む県北部では向こう1週間、雪の日が多いと見込んでおり、本格的なスキー観光シーズン到来へ関係者の期待が高まっている。
 鹿島槍スキー場は、全15コースあるうち全長400bの「黒沢ゲレンデ」が滑走可能に。13日までほとんど降雪がなく、降雪機をフル稼働させたが、今回の降雪で十分な積雪量を確保した。14日は、翌日のオープンに向け、接客などに関する従業員研修やコースの安全点検など準備に追われた。
八方・五竜・栂池・コルチナも 白馬、小谷の里も雪化粧

 冬型の気圧配置の影響で14日朝、白馬村や小谷村の大北北部では本格的な降雪となり、里も白く雪化粧に染まった。アメダスによると、白馬村で積雪9a、小谷村で25aを記録。初雪の遅れにやきもきしていたスキー場関係者も胸をほっとなで下ろし、今週末には数箇所のゲレンデで開業する。
 15日には、白馬村の八方尾根(リーゼンコース)、エイブル白馬五竜(とおみゲレンデ)、小谷村の栂池高原(ハンの木上部)、白馬コルチナ(池の田、板平コースなど)で、コースの1部をオープンする。
町の課題解決若者提案 会議で活動成果報告WSも

 若者らが池田町の課題解決の実践に取り組む「池田つむぐプロジェクト」はこのほど、1年間の活動の成果を報告し、参加者と町の未来について考える「池田未来会議」を町公民館で開いた。約70人の住民らが参加し、若者の提案に耳を傾け、課題やアイデアを共有した。
 3年計画のプロジェクトには長野大学、信州大学、山梨学院大学から約20人の学生が参加。1年目は、まちなか、空き家、子育て、観光、広津の5つのグループごとに調査を行い、現状把握と課題発掘に努めた。
バドミントンペアで全国へ 松川小6年花澤君、村田君 目指すは優勝健闘誓う

 松川村の松川小学校6年・花澤柊羽君(12)と村田誠一郎君(12)は12日、村役場を訪れ、第27回全国小学生バドミントン大会(24〜28日、東京都八王子市)出場を平林明人村長に報告した。県予選の個人戦ダブルスで優勝を果たし、県代表として団体戦で全国に挑む。
 2人は村ジュニアバドミントンクラブに所属。9月に大町市で開かれた県予選でトーナメント戦を勝ち抜き、冬の全国への切符を初めて手にした。小学3年生からペアを組み続け、村田君が体力を生かした粘り強いプレーでチャンスをつくり、花澤君が強烈なスマッシュで得点を稼ぐチームワークが持ち味だ。
「師走」の伝統行事で親睦 大町市内各地で三世代交流会

 大町市内各地でこのほど、三世代交流会が開かれた。子どもから高齢者まで住民たちが、しめ縄づくりや餅つきなど「師走」の伝統行事を通じて親睦を深めた。
 俵町公民館では、地区住民約100人が来年の無病息災を願い、昔ながらのきねと臼を使った餅つきを楽しんだ。
 交流会は小地域福祉ネットワーク「いつわ会」(西沢公康会長)が主催。地元産のもち米約20`をまきを使ってかまどで炊いてついた。ニュースポーツの「ボッチャ」やビンゴゲームなどの遊びも企画し、交流を深めた。
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