2018年12月26日(水)付

「ヤナバスキー場前駅」廃止 JR東日本 一時代終り「さびしい」

 JR東日本長野支社は25日までに、スキーシーズンに合わせて営業してきた大町市平の大糸線・臨時駅「ヤナバスキー場前駅」を廃止すると発表した。来年3月のダイヤ改正に伴うもので、スキー離れに加えて、スキーで鉄道を使うことが主流でなくなる中で、同駅の必要性も薄れていた。地元住民からは「さびしい」との声も聞かれる。
地ビールで地域活性化 大町の大火跡地 北アブルワリーが地鎮祭

 大町市の若者らが設立した地ビールを製造販売する「北アルプスブルワリー」の醸造所の地鎮祭が25日、大町中央通り商店街の大火跡地の現地(九日町と上仲町境)で開かれた。大町の良質な水を使い、地ビールを通じた地域の活性化を目的に掲げた若者たちの挑戦が始まる。5月の開店へ向け、間もなく着工となる。
 地鎮祭には、関係者ら約20人が出席した。
白馬の夜 観光客の足確保 シャトルバス 運行開始期間延長も

 白馬村内の宿泊施設と飲食店を結ぶナイトシャトルバス「元気号」の本年度の運行が、22日から始まっている。今シーズンは運転期間を来年3月10日までとし、昨年よりも10日間延長、旅行客の夜の足を確保する。運行期間中は季節に合わせたさまざまな企画で白馬の夜を盛り上げる。
大喜びゲレンデにサンタ 白馬47 クリスマスイベント

 白馬村の白馬47スキー場は22日と23日、「ハッピークリスマス」イベントを開いた。スキー客でにぎわうゲレンデに、サンタクロースに扮したスタッフが登場、子どもたちにお菓子を配って歩いた。プレゼントに大喜びの子どもたちは、サンタを追いかけて記念写真を撮ったりして盛り上がり、ゲレンデのホワイトクリスマス≠楽しんだ。
喜多郎さん囲み太鼓学ぶ 北ア奉納実行委 講習会と初の意見交換会

 大北地域に縁のある世界的ミュージシャンの喜多郎さんを迎え、北アルプス奉納太鼓実行委員会(倉科健一委員長)は22日、地域で太鼓に打ち込む子どもたちが学ぶ技術講習会を池田町創造館で開いた。輪になって喜多郎さんを囲み、ともにばちを振るい鼓動を奏でた。
 池田町の信州天野会と、大町市美麻の源流美麻太鼓の子ども連から約40人が参加。数十分にわたり太鼓を叩き続けるなど、喜多郎さんと音を共有する時間を楽しんだ。
ビッグバンドに聴きほれ 豊科 ニュースリーシャープス定演

 松川村や安曇野市を拠点に活動するビッグバンド「ニュー・スリー・シャープス」は24日、第26回定期演奏会を、同市の豊科公民館で開いた。クリスマスソングや懐かしの曲などなじみ深い曲や、ジャズソングにラテンなど、ビッグバンドならではの力強いサウンドを満員の客席にプレゼント。観客は息の合った演奏に聴きほれ、ひと時のクリスマスイブを楽しんだ。
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