2018年12月30日(日)付

「平成最後」の正月は北アで 入山が本格化 八方では遭難防止啓発

 年末年始を北アルプスで過ごす登山者や、バックカントリー(BC)を楽しむスキーヤーの入山が本格的に始まっている。大町署と北アルプス北部地区山岳遭難対策協会(遭対協)は29日、冬山登山者やBCスキーヤーに遭難防止を呼び掛ける啓発活動を、白馬村の白馬八方尾根スキー場ゴンドラリフト「アダム」前で行った。「平成最後」の年越しを安全に迎えられるように注意を呼び掛けた。
奥原選手に世界の技学ぶ 大町 全国から小中高生70人

 帰郷した大町市常盤上一出身のバドミントン女子シングルスリオ五輪銅メダリスト・奥原希望さんを迎えた「第5回第2の奥原希望発掘プロジェクト」(市教育委員会主催)が29日、市総合体育館で開かれた。全国から小中高校生約70人が集まり、日本代表として世界で活躍する奥原さんの指導を受けて一流の技術を身に付けた。
雪上でアドベンチャー 栂池高原「SNOW WOW!」開設

 小谷村の栂池高原ゴンドラ中間駅で雪上アドベンチャー施設「白馬つがいけSNOWWOW!」の営業が始まっている。食を楽しむ「焚火ラウンジ」も開設。スキーやスノーボードをしなくても、雪上で多彩な遊びが楽しめる施設として人気を集めている。
 同施設は空中自転車渡りや高所にネットを張り巡らせ、3層に分かれたエリアで異なる遊びができる「アミダス」など、フランス発祥のアドベンチャーをこの夏初めて導入。夏シーズンに大人気を博したことから、冬も引き続き運営が決まった。
「ひみ寒ぶり」店頭飾る 年越し準備に追われる

 年の暮れも迫る29日、大北地域の商店などでは、正月に欠かせないブリなどの食材を求める買い物客の姿であふれるなど、年越しの準備に追われる光景が広がった。
 大町市九日町の鮮魚や酒類を販売する一木宮坂商店の店頭には、現地から直送したブランドブリ「ひみ寒ぶり」がずらりと並び、一本から切り身まで販売が始まった。
お年寄りへ丹精込めて 松川 ゆうあい館でおせち作り

 松川村福祉プラザゆうあい館で、毎年恒例のおせち作りが行われている。おせちは村社会福祉協議会の日配弁当を利用している独居高齢者などを対象に30日に届ける。「良い年を迎えるように」と願いを込め、ボランティアと職員で丹精込めて料理にいそしんでいる。
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