2019年1月4日(金)付

爺ガ岳スキー場もオープン ハクババレーそろって滑走可

 年明けの降雪により、雪不足で営業が心配されていた大町市の爺ガ岳スキー場も年末から年始にかけて営業を開始した。ハクババレーすべてのスキー場が、書き入れ時の年始に滑走可能となった。ゲレンデは、スキー客や家族連れでにぎわい、雪と戯れる姿が見られた。
 十分な積雪がなく開業が遅れていた爺ガ岳は、昨年12月30・31日にコース幅を絞りながらいったん開業したが、雪が少なくブッシュなどが現われ、1月1日は営業を見合わせた。1日夜から2日にかけて降雪に恵まれ、石などをよけて2日から再開業に至った。
 3日は、上部で40〜50aほどの積雪に恵まれ、第4リフト沿いのかもしかコース下部と林間コースを除く、エコーゲレンデ、らいちょうコース、ちびっこゲレンデなどをオープン。トロイカリフトはまだ動かないが、ゲレンデも幅広く滑ることができ、訪れた家族連れなどが緩やかなゲレンデを満喫していた。
白馬駅前で日本気分を アルプスの会が「新年を祝う会」

 白馬村白馬町の住民らでつくる「アルプスの会」(新沢惠会長)は元旦、JR白馬駅前で「新年を祝う会」イベントを開いた。駅前は白馬の中心地で国内外の観光客を受け入れる玄関口であることから、正月に白馬を訪れるスキー客らに、正月気分を味わってもらおうと、毎年実施。下川正剛村長や村議会議員らも参加して、駅の乗降客らを祝い酒や雑煮の振る舞いでもてなし、にぎやかに新年の始まりを祝った。
中信美術展大北から3点入賞 日本画、洋画彫刻、工芸松本市美術館に力作340点

 中信地区最大規模の芸術作品の公募展「第71回中信美術展」(中信美術会主催)が3日、松本市美術館で開幕した。日本画と洋画、彫刻、工芸の4部門に集まった力作340点が並ぶ。大北地域からは38点が出展され、3点が入賞を果たした。14日まで。
 美術展は中信ならではの自然や地元に根付いた伝統工芸など地域の特色があふれる作品が特徴。今年は一般から67点と会員249点、ジュニア19点、会員の遺作5点が集まり、38点が入賞した。
 大北からは工芸で山下昌彌さん=池田町=が松本市美術館奨励賞、洋画で松澤衣映さん=松川村=が新人賞、日本画で太田たづ子さん=池田町=がこばやし画材賞を受賞した。太田さんと洋画の羽田智千代さん=大町市=が会員に推挙された。
干支の張り子人形話題 大町松崎和紙で発売中

 大町市社松アの信州松崎和紙工業で、今年の干支えとの「亥」の張り子人形が売り出し中。正月恒例の風物詩の販売が話題を呼んでいる。
 伝統的な趣の中にもモダンなセンスを感じるデザインで、愛らしく首がゆれる首振りタイプの他、黄色の「うり坊」、かご入りなど。ふっくらとしたフォルムが魅力。その年の縁起物として売り出しを心待ちにする人も多い。
ゲレンデで、あったかスープ 白馬47毎週土曜日にもてなし

 白馬村の白馬47スキー場の、もてなしイベント「あったかいね」がスキー場オープンにあわせて始まっている。スキー場利用に感謝を込め、毎週土曜日の午後2時半から、手作りスープを来場者に振る舞う催し。地場野菜をふんだんに使った手作りスープの振る舞いで、午後のひとときに癒やしの時間を提供している。
 手作りスープは週替わりで、豚汁やシチュー、ミネストローネなど、具だくさんで小腹を満たす豊富なメニューを用意。正月には雑煮も登場した。
空手・宇海選手五輪へ意欲 大町市役所表敬抱負語る

 大町市平出身の空手女子形・宇海水稀選手は12月28日、市役所を訪れ、牛越徹市長に1年間の成果を報告した。「昨年と比べ余裕をもって試合ができるようになり、成績も伸びた」と振り返り、1年半後に控えた東京五輪に向けて「2024年のパリも視野に、国内トップと同等に戦える力を、身に付けたい」と抱負を述べた。
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