2019年1月9日(水)付

初窯出し°C持ち新たに 大町「陶芸の家」作品並ぶ

 大町市東町の「陶芸の家」(白木靖文会長)で8日、新年初窯出しが行われた。1年の無病息災を願い、縁起の良い末広がりの「八」の日に毎年行われる初窯出し。会員約40人が集まり、完成した作品を眺め、感想を言い合い、「今年も頑張ろう」と気持ちを新たにした。
 会員の作品の他、市内の社会福祉施設の利用者が作った作品など約250品がテーブルに並んだ。花器に酒器、皿など、個性豊かな作品を手に取り、会員たちは色合いや、手触りを確かめた。
白銀のゲレンデで「謹賀新年」 五竜いいもりスキー場 催し多彩

 白馬村のエイブル白馬五竜スキー場IIMORIで2日、恒例の「謹賀新年イベント」が開かれた。白銀の中で子どもも大人も楽しめる多彩なイベントが繰り広げられ、国内外から訪れた多数のスキー客らが、温かなもてなしを堪能した。
 ゲレンデの特設会場では、岩岳の塩の道太鼓の勇壮な演奏でスキー客を歓迎した。小雪舞う中、塩の道の歴史をイメージした曲が次々に披露され、来場者は寒さを忘れて聞き入っていた。
里見再開発事業を「再開」 小谷松本村長決断地元住民に説明

 小谷村の白馬乗鞍里見地区を対象にした観光再開発事業について、松本久志村長は8日、地元への説明会を白馬アルプスホテルで開き、中断していた計画を再開する考えを示した。会場には賛否それぞれの質問や意見が相次ぎ、議論は平行線をたどったが、松本村長は意見を取り入れるとしつつ、「これが私の結論」と強調した。
 松本村長は決断の理由として、現在事業に賛成し土地や建物を売りたい人が多数に上ること、村内の空き家が周辺に悪影響を与える事例が出ていることを挙げた。住民と土地の所有者の中で意思表示を示した人は「賛成者が反対者より多い」との認識を示した。
「110番」正しい利用を 池田警察官やマスコットが啓発

 「110番の日」(1月10日)に合わせた街頭啓発活動が6日、池田町のツルヤ池田店で行われた。県警のマスコットキャラクター・ライポくんとライピィちゃんが登場し、警察官とともに110番の正しい利用を買い物客に呼び掛けた。
 啓発には町内の池田町交番と大町市の社駐在所から警察官や警察職員計6人が参加。啓発グッズを買い物客に配り、いたずらの通報の禁止を訴えたり、相談事を受け付ける専用ダイヤルを紹介した。マスコットたちが、子どもたちとの記念撮影に応じていた。
平成最後新年の繁栄願う 大北各地で賀詞交歓会

池田町商工会

 池田町商工会(矢ア昭和会長)は5日、新年賀詞交歓会を町商工会館で開いた。商工事業者や行政、議会など町内各界から100人余りが出席。乾杯を交わし、平成の最後となる新しい年の門出に経済の繁栄を誓った。

松川村商工会

 松川村商工会(内川輝雄会長)は7日、新春賀詞交歓会を村内の温泉宿泊施設すずむし荘で開いた。行政や商工業、金融、農業など各界の代表者約90人が新年の幕開けを祝い、村の発展を誓った。
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