2019年3月20日(水)付

大町市内4小学校で卒業式 感謝伝え学びや巣立つ

 卒業シーズンがピークを迎え、大北地域でも次々に卒業式・卒園式が行われている。19日には、大町市内4つの小学校で開かれた。
 大町北小学校(塩島学校長)では、体育館に在校生と保護者、教職員らが集い、男子40人・女子30人計70人の卒業生が、恩師らに見守られる中で卒業証書を受け取った。6年間通った思い出の学びやを巣立った。
名人に習うわらぞうり 小谷「つなぐ会」古民家で技術継承

 小谷村土谷地区の有志でつくる「つなぐ会」は、週1回をペースに「わらぞうりづくり講習会」を開いている。これまでは公民館を会場にして開いてきたが、今年は、中通地区の松井康彦さんの好意で自宅を開放してもらった。まきストーブの心地よい暖かさに包まれる古民家の土間で、わら細工名人の丸山陸栄さんを講師に技術継承に努めつつ、交流の輪を広げている。
小学校への希望胸に巣立つ 白馬幼稚園19人の卒業式

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)で16日、卒業証書授与式が行われた。男子7人、女子12人の年長園児19人が、人生初の卒業証書を誇らしそうに受け取り、小学校への希望を膨らませて園舎を巣立った。
 中村園長は卒園児一人一人に祝いの言葉を掛けながら、卒園証書を授与した。受け取った園児は壇上で高々と証書を掲げ、凛とした表情で花道を歩いて保護者に証書を手渡した。保護者は涙ぐみながら受け取り、小さかったわが子の成長を感じていた。
新たなステージへ巣立ち 池田安曇養護学校で卒業式

 池田町の安曇養護学校は16日、卒業式を行った。保護者や在校生らが見守る中、小学部10人、中学部12人、高等部25人の児童・生徒47人が卒業し、新たなステージへと巣立っていった。
 スーツやはかまに身を包んだ卒業生が保護者らに伴われ、温かい拍手に迎えられて入場。振り付けを交えて、のびのびと校歌を歌った。
多彩に春を呼ぶ松川で「花咲きまつり」24日

 松川村に春を呼ぶイベント「まつかわ花咲きまつり」(実行委員会主催)が24日、安曇野ちひろ公園で開かれる。パンジーの即売会やステージイベントなど、多彩な催しを用意する。
 村内の花壇苗の生産者グループ「M・フラワー」が、パンジーやビオラなど、色とりどりの苗1万2000株を用意。絵本画家・いわさきちひろの作品をモチーフにした地上絵を花の苗で作り、展示する(21〜24日)。
成長喜び思い出振り返る 白馬子育て支援ルーム「お別れ会」

 白馬村の子育て支援ルームは14日、入園のため同施設を修了する子どもたちを対象にした「お別れ会」を開いた。それぞれに過ごした楽しい日々を振り返りながら、最後の思い出を深めた。
 スタッフはパネルシアターや茶話会、手作りの贈り物で、4月から保育園や幼稚園で新生活となる子どもたちを祝った。プレゼントは入園しても使える実用品。スタッフは一人一人に「たくさん支援ルームに遊びにきてくれてありがとう。保育園や幼稚園でも頑張ってね」と呼び掛け、記念品を手渡していった。
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