2019年3月28日(木)付

本、花、食で20周年祝う 大町図書館来月マルシェ上映会も

 今年10月1日で開館20周年を迎える市立大町図書館は、4月27日に開館記念イベント「としょかんマルシェ&シネマ」を初開催する。同市がサテライト会場となる「信州花フェスタ2019」と連携した催しで、「本」と「花」と「食」のマルシェ(フランス語で市場)を催し、節目を祝う。
 宮脇哲子館長が、3月27日の市定例記者会見で概要を説明した。イベントは4月27日午前10時から午後3時まで、館内や正面玄関前広場を会場に開く。図書館を利用している団体や個人による軽食や商品などの出店、アクセサリーや小物など花をモチーフにしたワークショップも企画した。
地域や国境超え雪上で絆深める 白馬RC交換留学生スキーの集い

 白馬ロータリークラブ(RC、和田信二会長)は25日から27日まで、「第32回交換留学生スキーの集い」を白馬村内で開いた。県内外各地区のロータリークラブに訪れている海外からの交換留学生や派遣候補生が参加。雪上で出会った新たな仲間と、地域や国境を超えたさらなる絆を深めた。
 県内、愛知、関西、東北など9地区15府県から、ロータリアンや青少年交流プログラムで訪れている海外の交換留学生、国内の候補生など約210人が訪れた。昼間は白馬岩岳スノーフィールドでスキーやスノーボードを体験。白馬高校生の案内で雪上を楽しんだ。
音声で施錠啓発 盗難防止 松川駅前駐輪場に機器設置 

 松川村と大北防犯協会連合会、大町署は26日、音声で自転車の盗難被害防止を呼び掛ける防犯機器をJR信濃松川駅北側の村営駐輪場に設置した。同署管内での被害が大幅に増加する中、住民に施錠の徹底を促す試みだ。
 防犯機器は縦10×横34aの防水仕様。赤外線センサーで人通りを感知し、「自転車の盗難被害が多発しています。被害に遭わないよう、鍵をしっかりかけましょう」の録音メッセージが流れる。
 駅前周辺では機器の設置にあわせ、防犯ボランティアチームSSTのメンバーが自転車の防犯登録を呼び掛ける啓発活動を行った。

今季最終日に感謝を込め 白馬さのさかスキー場イベントにぎわう

 白馬村の白馬さのさかスキー場が25日、今シーズンの最終日を迎えた。今年は雪不足に悩まされたものの、シーズン終了まで全面滑走可能の良いコンディションで終了することができた。同スキー場では今シーズンの利用に感謝を込めて、さまざまなイベントを実施。多くのさのさかファンが来場してにぎわった。 スキー圧雪車2台の間に約20bのラインをつなげるというスキー場ならではの会場を設営。スキー客らが細い幅のラインで懸命にバランスを取りながら、片足立ちや歩行にチャレンジした。
紙飛行機作り飛距離競う 池田サイエンスクラブで教室

 池田町の住民有志などでつくる「池田サイエンスクラブ」は25日、紙飛行機作り教室を池田児童クラブで開いた。春休みを利用した小学生24人が会員を講師に飛行機が飛ぶ仕組みを学び、手作りの紙飛行機で実践して科学の楽しさにふれた。
 教室では会員で紙飛行機愛好家の山崎猛さんがギネス記録を持つ紙飛行機の作り方を伝授。子どもたちが羽を折り曲げるなど調整した紙飛行機を飛ばし、飛距離を競い合いっていた。
山肌に薄紫の彩り 小谷でカタクリ開花

 小谷村で「春の妖精」と呼ばれるカタクリの花が咲き始めた。花の季節に先がけて、いち早く山肌に薄紫色の彩りを添えているかれんな姿が、住民の目を和ませている。
 今年の開花はほぼ例年並みという。満開時には山肌一面を薄紫のじゅうたんのように染めて咲く様子が各所で見られる。
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