2019年4月2日(火)付

新元号は令和 各界から新時代へ期待の声 

 新しい元号が「令和れいわ」に決まった。5月の改元を前に新元号が発表された1日、大町市桜田町の信濃書写教室代表・峰村香さんは筆をとり、新元号の文字を丁寧に書きあげた。「平成が終わる寂しさはあったが、新時代への期待感を込め書いた」とすがすがしい表情を浮かべた。。牛越徹市長は「平和への願いが込められていると感じる。元号は行政の大事な文書には必ず記載される重要なもの。広く定着し愛着をもって親しまれることを期待する。平成は自然災害が多発した。令和は、災害もなく安心して暮らせる時代となってもらいたい」と願った。
注目の骨髄移植に理解深め 池田でセミナードナー登録学ぶ 

 池田町創造館で3月30日、白血病など重い血液の病気の治療に必要な骨髄移植や、骨髄バンクのドナー登録について知る「骨髄移植セミナー」(実行委員会主催)が開かれた。競泳女子の池江璃花子選手の白血病公表で注目を集める骨髄バンクドナー登録。約130人が参加し、講演や骨髄移植を受けた患者の家族の話などを聞き、理解を深めた。
志胸に新生活スタート 大町市新規採用職員に辞令交付

 大町市の新規採用職員辞令交付式が1日、市役所で行われた。保育士3人や学芸員1人を含む新規採用職員16人が、新たな志を胸に公務員生活のスタートを切った。。牛越市長は「晴れて職員になった皆さんを心から歓迎します。1日も早く仕事に慣れ、取り組んでもらいたい。仕事は一人で進めるものではない。意見交換やコミュニケーションを大切にして、チームの一員として力を発揮してほしい」との言葉を贈った。
朗読で物語の世界へ誘う 松川中信6グループが「集い」

 
中信地区の朗読仲間が集う「安曇野まつかわ朗読の集い」が3月30日、松川村すずの音ホールで開かれた。6グループ約40人が出演し、臨場感のある語り口調と絶妙な間のとり方で、物語や詩の世界へと誘った。出演者合わせて約120人が来場し、朗読の世界に静かに耳を傾けた。出演者らは「みなさん上手」「勉強になる」とお互いに刺激を受けていた。
最新ポンプ車で安全守る 大町消防団第2分団第5部配備受け交付式

 大町市消防団第2分団第5部(平温泉郷、中花見、源汲、二ツ屋、鹿島、新郷)に配備される消防ポンプ車両の交付式と安全祈願が3月28日、市役所で行われた。県内でも2台目の導入となる最新鋭の設備が搭載された車両で、消防団業務に取り組む。交付式には、市消防団役員や2分団第5部の団員らが出席。牛越徹市長から川上昇団長に交付証が手渡された。塩や日本酒で車両を清め、今後の安全な車両使用を祈願した。
白馬に春告げるザゼンソウ

 春の山野草の名所として知られる白馬村で、ザゼンソウの開花が始まった。湿地帯の雪を自らの熱で溶かしながら、白馬に春を告げている。 住民らは「ザゼンソウを見ると春の息吹を感じますね」と口々に話している。
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